こんにちは^^
心理カウンセラーの伊志川さくらです。
先日YouTubeで不登校カウンセリングについて発信している方の動画を見ていました。(自分の勉強のために)
今回はそこでの気づきを書きますね。
その動画では、不登校のお子さんをもつお母さんが、不登校カウンセラーさんに初めて悩み相談をした時について話されていました。
ざっくり言うとこんな感じの会話でした。
お母さん:「娘が不登校なんです。どうしたらいいですか?」
カウンセラー:「不登校なんですね。で、それの何が問題なのですか?」
お母さん;「不登校で学校がいけてないってことですよ…!」
カウンセラー:「学校に行けてないことに、どんな問題があるのですか?」
お母さん:「え、、小学校で不登校なら、中学校にも行けないじゃないですか!!」
カウンセラー:「中学校に行けないって思うんですね。それって本当ですか?」
以後、同じようなやりとりが続いてました。
それで、なのですが結果的にそのお子さんの不登校は3年くらい続いたようですが、その後は登校できるようになり今ではお子さんがイキイキと将来の夢にむけて頑張っているみたいなのです…^^
いや~本当によかった。
で、ですね。
やはり、この動画を見て感じたのは、人は「人と同じじゃないといけない」という強迫的な価値観の中で生きづらくなっているなぁということです。もちろん、私もです。
・知らず知らずのうちに、人と同じ行動をとろうとしていたり、目立たないようにしていたり。
・人と違う症状を抱えていたら、その症状がまわりにバレないように隠そうとしたり。
・今回の不登校のように「学校にいくのが当たり前」という価値観から少しでもはみだしてしまおうものなら血眼になって不登校を阻止しようとしたり。
こんな風に感じてしまうのは、育ってきた家庭、環境、社会がそのような風潮なので、当然のことだと思います。私も自分の自信がない部分とかコンプレックスに関しては、一般人の平均値内におさまっていたい、と思う時があります。
いっぽうで捉え方を少しでも変えられれば、生きやすくなるんじゃないかなぁとも感じています。
例えば「人と違うこと」を個性だと捉えることができれば。
コンプレックスも、弱みも、人に隠したい症状や悩みも、どんなこともぜーんぶ。
その個性一つ一つがあなたを象徴するものとして、プラスとかマイナスとか関係なく存在していたら、ありのままの自分で生きられそうですね^^
個性として捉えるために、まずは「今の自分」を肯定することがすごく大切だと感じています。
自分で自分を認める言葉をかけたり、マイナス感情がわいてきたら排除しようとせずに感じきってみたり。
「今の自分」を肯定した上で、今回の「それって何が問題なのですか?」という問いについて、つきつめて考えてみると、今の考えとは全く違う答えがでてくるかもしれませんね。^^
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました^^