初めまして。
心理カウンセラーの伊志川さくら(いしかわさくら)です。
私はHSS型HSP気質の方や精神性発汗、対人緊張を抱える方へむけて、人目や人からの評価ではなく、真の自己受容をうながし自分らしく生きる力を育むカウンセリングを提供しています。
私はもともと、内向型で社交性ゼロ、繊細だけど好奇心が強いHSS型HSP。
プライドが高く、あがり症、精神性発汗、集団になじめない等の自分のコンプレックスを隠そうと必死な毎日を送っていました。自分が嫌いすぎて、当時の口ぐせは「自分以外の誰かになりたい」でした。
そんな私が、自分の弱さをまるごと受け入れられるようになった時から、人生が大きく好転していったんです。
どんな変化があったか、具体的に書いていきますね^^
<会社員時代>
・ずっとやりたかった海外関係の仕事を任され、年に5回の海外出張をこなす
(インド、スウェーデン、トルコ、ポルトガル、イタリア、中国等)
・会社で女性初の最短昇進・昇給を叶える
・仕事を楽しんでやっていると年収が1.3倍に…!
↓↓
<そして起業へ>
・大学生の時から15年にわたって思い描いていた独立起業を果たす
・起業活動開始して3ヵ月でクライアントさんに恵まれる
・250名が参加した心理カウンセラーフェスにて登壇しプレゼンする
・延べ300件以上のセッション経験で、クライアントさんに寄り添う
日常ではこんな変化⇓がありました^^
・言いにくいことでも自分の気持ちを人に言えるようになった
・自分のコンプレックスに感じていた「内向性」「対人緊張」を受け入れられるようになった
・弱みを人に見せられるようになり、人間関係に積極的になっていった
・興味がある学びやセミナーなどの新しい環境に、どんどん参加できるようになった
・たとえ緊張したり汗をかいても、自己否定がなくなって悩まなくなった
・自分のやりたいことがわかり、それを叶えるための行動ができるようになった
また、これまでにカウンセリングを受けてくださったクライアントさんも、次のような目覚ましい変化を体験されています^^
これまでいただいたお客様の声の一部を掲載させていただきますね^^
(掲載の許可をいただいています)
【30代女性・HSPのお悩み】
【30代女性・精神性発汗のお悩み】
【30代女性・精神性発汗のお悩み】
【40代女性・HSPのお悩み】
【50代女性・HSPのお悩み】
こういった嬉しいお言葉をいただく度に、「あ~、お役に立てて本当によかった」って心から思います。
今となっては、心理カウンセラーとして活動している私ですが、過去の私は、自意識が芽生え始めた3歳くらいから34歳までの約30年間ずーっと生きづらい世界で生きてきました。
・いつもネガティブ思考
・人に話しかけるのや集団が超苦手
・変なプライドがあり、人に嫉妬してばかり
・できないことがあると、すぐに「自分は能力がない」で片づけてしまう
・自分の緊張や汗がバレないように、必死で隠してきた
・行動できない自分にさらに自己嫌悪
こんな世界に住んでいた私でしたが、脳科学心理学の学びで見える世界、体験する世界が大きく変わっていきました。
私が行っているカウンセリングは、私自身が実践した知識、ワークを体系化して提供しています。
私自身が当事者であるHSS型HSP気質の悩みや、精神性発汗(あがり症、対人緊張)に特化したものを、誰でもどんな状況からでも人生を好転していけるメソッドにしてお届けいたします。
カウンセリングの軸になるのは、今のそのままの自分を認める【真の自己受容】です。
難しいことは一切ありません。
私と一緒にステップをふんで行っていくので、迷わずに最短でお悩みを克服していきます!
また、こちらのHP(ブログ)を通じて、
・自分で自分を心から本気で認める方法
・自分の本音に気づくコツ
・他人の目や評価から脱却して自分らしく生きる法則
・人生が豊かになる感情との付き合い方
などを心を込めてお伝えしていきます^^
そのままの自分を認める「真の自己受容」がすすむと、人がどう思うか気にしながら生きる他人軸ではなく、「自分がこうしたいからする」という自分軸を確立していけます。そうすると、あなたが生きている何気ない瞬間瞬間が素晴らしく尊いものに生まれ変わります。
あなたが心からやりたいことをして、心から自分自身に満足して生きる人生を、ぜひ一緒につくっていきましょう^^そのお手伝いができれば、私はとっても嬉しいです!
また、カウンセリングはカウンセラーとの相性が大切になります。
こちらのプロフィールを読んでいただくと、過去の私がどういった経験・悩みを通じて、どんな変化を経て今に至るのかをお分かりいただけると思います。
私という人間、そして、どんな想いでカウンセラー活動をしているのかを是非共有させてください。
-伊志川さくらの物語-
私は幼少期から五感がとても敏感で、人と同じ空間にいると人の視線や人からどう見られているかが無意識レベルで気にしてしまう子供でした。いつも外側(周囲の人、環境)に意識がむいていたので、いつも他人と比較しては、「ふつう以下」の自分を否定しながら生きていました。
そんな私でしたが、自分の心の内側に意識をむけはじめると、人生が180°好転していったのです。
プロフィールもくじ
※お時間のない方は興味のあるタイトルをクリックすると、該当の箇所にシュッとスクロールします☺
・「笑顔も愛想もない。別の担当に変えてくれ!」とクレームされた日
自分いじめが日常だった子供時代
私は、1983年に愛媛県で、長女として生まれました。
地方公務員の父と臨時職員の母、兄、弟の5人家族で、私が幼い頃は同級生や同世代の子供が多い団地で暮らしていました。
兄弟でおやつの取り合い合戦を日々繰り広げながら、平凡に暮らしていました。
ただ私は、子供の頃から「自分」についてよく考える少し変わった子供でした。
幼稚園の頃から、集団で何かをすること、お祭りや、お泊り会、そういったイベントに苦手意識がありました。
なぜか緊張したり、気を使ったり、常に人といることでどっと疲れていたんです。
そして、幼稚園の時に気づいたことがあります。
自分は極端に大人しくて無口なタイプなんだってことを。
「私はおしゃべりが得意じゃない」
「話しかけたいけど、言葉が全く浮かんでこない」
「みんな、いったい楽しそうに何を話してるの?」
内向型で人見知りゆえに、学校でも新しい友達はあまりできず幼なじみ2人と時々遊ぶ程度でした。
小学校低学年の時でした。
ある週末の青空が気持ちいい昼下がり、私は、家でテレビを見ていました。
たいして見たい番組ではなかったけど、やることがなかったからぼーーっと。
その時、外から幼なじみの友人たちの声が聞こえてきました。
“キャッキャ”と明るい楽しそうな声。
すかさず、私は思いました。
“なんで、私も誘ってくれないの?“
そう思いながらも、自分から外に出て「私も一緒にいれてよ。」なんていう勇気はありません。
だってその時すでに私の頭の中ではこの公式ができあがっていたから。
誘ってくれない=自分はつまらない人間だから
幼い時から
自分は人と違う。
みんなみたいにうまく話せない。
うまく笑えない。
つまらない人間だ。
そんな自分自身に対する否定的な言葉が幼い子供の自分を苦しめていました。
本当はみんなみたいに無邪気に遊びたい。
でも、自分にはそれがどうしてもできない。
そんな葛藤の日々を過ごしていました。
それに加えて、ある事件をきっかけに、自分のネガティブなセルフイメージがさらに加速していくのです。
初恋の男の子から放たれた衝撃的な一言
小学校3年生の時でした。
相変わらず人見知りの私でも、クラスでスポーツができてかっこいい子にひそかに恋心を抱いていました。
もちろん、自分からは声かけることができません。
“授業のグループワークで接する機会があればいいなぁ“
そんな淡い期待を抱えて学校生活を送っていました。
ある日の休み時間、その男の子がいきなり私の席まで駆け寄ってきました。
好きな男の子が私のほうにきてる…!
高橋君、何の用だろう…!?
ドキドキドキドキ
年に1,2回しかない絶好のチャンス。
期待度MAXの瞬間でした。
ところが、私の小躍りしていた心が彼の一言で一瞬にして引き裂かれたのです。
彼は、わざわざ私のところにきて
「無言!」
と一言だけ言って、去っていきました。
無言…
あまりの突然のことに放心状態の私。
が、時間がたつにつれて恥ずかしさとショックな気持ちがどんどん膨らんでいきました。
その日の学校の帰り道、足元を見ながら暗い顔してとぼとぼと歩いていた私。
こんな状況にいる自分への惨めな感情が一気にあふれ出してきました。
”無口って、、そんなこと、言われなくても私が一番知ってるよ…”
“でも自分ではどうにもできない性格なんだよ…”
“私だって、できるなら他の誰かになりたい。”
“こんな存在感のない人間、自分でもいやだよ…”
やり場のない思いが私の頭をうめつくしていく。
絶望や情けなさで心がいっぱいになって、今にも溢れ出そうな涙をこらえながら帰るしかありませんでした。
思い返せば、当時は自分に対してひどい言葉ばかりを浴びせていました。
自分の性格や気質を恨んでは、当時小学生だった私にはなすすべなく、ただただ自分を責めるばかりでした。
中学校や高校生になってからも大人しくて、無口で人見知りの性格は健在。
女子のグループにもんもんとしたり、クラス替えごとにストレスを感じたり、相変わらずな学校生活を過ごしていました。
思春期になれば、「人からどう見られているか」という集団の中での自分の存在に、さらに焦点をあてるようになっていました。
クラスの中で一人でポツンとしている自分を、誰にも見られたくない。
でも本当は、人とずっと関わるのはしんどい。できることなら、一人で自由に気楽にいたい。
そんな私の本音は、まるで存在しないかのように、私は本音とは真逆の「自分が一人ぼっちに見られないように、必死で、クラスの誰かといる」ための努力を積み重ねていたんです。。
「息ができない…!」受験プレッシャーでパニック状態に
高校3年生の11月、私は大学受験勉強の真っただ中。
担任の先生がおススメしてくれた、大阪のある大学に入学したい一心で勉強していました。
高校3年の秋に受けた模試では、目標の大学はD判定(=合格見込み20%程度)。
高3の秋にD判定なら、普通は、その大学を受験しません。
ですが、私の中に、変なプライドと執着がわいてきました。
「この大学にうかりたい」
「絶対にあきらめたくない」
当時の私には、進路変更をするという選択肢は一切ありませんでした。
すると、どうなったか?
というと
徐々に精神的に不安定になり、
とうとう夜眠れない状態になってしまいました。
夜になってベッドにはいると動悸がはじまって、息苦しさを感じるように。。。
「息が出来なくなってそのまま自分の人生がおわるんじゃないか」
「朝になると、自分は生きていないんじゃないか」
「だからこのまま起きていなきゃいけない…」
そんな考えがうかんできて消えなくなったのです。
不安とストレス、窒息しそうな恐怖で眠れない日々が続いた私は、ついには病院で検査をしてもらうことに。
心臓部にペースメーカーをつけて24時間、脈拍や心電図などを計測しました。
結果、異常なし。
つまりは、精神面からくる症状。
普段は親に相談しない性格の私でしたが
”心配をかけたくはないけど…さすがにこの苦しみはわかってほしい”と思い、
初めて両親に相談しました。
「ここ最近ずっと夜眠れないんだけど…。たぶん、受験のストレスだと思う。。」
「ベッドに入ると動悸がして、目を閉じるのが怖くなるんよ…」
思い切って両親に心情を打ち明けましたが、共感や同情をしてくれることはなく、むしろ予想外の言葉が返ってきたのです。
「人はいつか死ぬんだよ」
「考えすぎじゃない?」
と言われ、気持ちを誰にもわかってもらえない状態に。。
私はただ、この苦しみを受け止めてほしかった。
「大丈夫…?しんどいおもいしてるんだね」
「つらいよね…」
そんな一言でもかけてほしかった。
そんな私の淡い期待は、一瞬にして粉々に砕かれてしまいました。
底の見えない深海に放り込まれて、重い体がさらなる暗闇に沈んでいく気分に。。
このどうしようもない気持ちを誰にもわかってもらえないつらさを、この時、身をもって経験しました。
そんな私ですが、奇跡的に受験倍率4.7倍を突破し第一志望の大学に入学を果たすことができました。
大阪での一人暮らしがはじまっても、夜になると不安になって動悸がする症状はしばらく続いていました。
ですが、徐々にキャンパスライフに慣れてきてアルバイト、サークルなどでも少しづつ充実した日々を送れるようになっていました。
そして、大学3年生の時に念願のアメリカ留学が実現します。
自己肯定感が急降下したアメリカでの出来事
8か月のアメリカ留学前は
「アメリカでの生活が始まると
違う価値観に出会って、新しい自分に生まれ変われるかも…!」
そんな期待でワクワクしている自分がいました。
留学は初めてだったので、安心のホームステイを選びました。
しかし、この選択がのちに自分を苦しめることになったのです。
迎え入れてくれたホストファミリーは、23歳の父・母、3歳の娘さんの3人家族でした。
若いご夫婦で、当時21歳だった私と年齢が近いので友人のようにすぐに打ち解けられる。
…はずでした。
実際は、私の人見知りが炸裂して、ホストファミリーと打ち解けられず。
一か月経過、
まだ打ち解けず。
二か月経過、
まだまだ打ち解けず。
自己開示や自己表現が苦手な私は、どんな風にコミュニケーションをとればいいかわからず、戸惑うばかりでした。
ホストマザーはさっぱりしているので、私からの意思表示がないとむこうからかまって声をかけてくれることはありません。
お互いのコミュニケーションがなくなっていくにつれ、私とホストマザーとの心の溝がどんどん深くなっていくのを感じていました。
それに学校でもホームステイ先でも一人になる時間がほとんどなかったので、心を落ち着けられる場所がありませんでした。
ホームステイ先では一人部屋でしたが、お手洗いやシャワーは共用となるため、部屋をでてホストファミリーと顔をあわせるのも次第に苦痛になっていきました。
そうすると、一人で部屋にいる時でさえ、対人不安の症状がみえはじめ動悸がし始めてきました。
そんな時、私の悪いクセである、自分と他人の比較、それに加えて自分いじめがはじまります。
「他の人は、留学生活、充実してそうだなぁ。」
「なんで、私だけこんな性格でこんな惨めな毎日を過ごしているんだろう」
そんな無能な自分に自己嫌悪になってしまい、
「せっかく両親に留学費を準備してもらったのに…。情けない…。お金をムダにしてしまって申し訳ない…」
「私なんかが何かに挑戦する資格なんて、なかったんだ…」
そんな気持ちを持ち続けていました。
そんな日が続き、とうとう、私の心はポキッと折れてしまったのです。
私はホストファミリーに対して、心を閉ざすようになりました。
家でもできるだけ会わないように、ホストファミリーに会うのを避けて生活する。
そんな忍者のような毎日で得られたもの…、それは
自分への失望と無能さの再認識でした。
「新しい自分に生まれ変われるかも…!」と夢と希望を抱いて日本を出発した私でしたが、実際はさらにどん底に突き落とされての帰国となったのです。
この時期、自分の自己肯定感がジェットコースターの下りのごとく一気に低下したのを覚えています。
「笑顔も愛想もない。別の担当に変えてくれ!」とクレームされた日
アメリカ留学から帰国し、大学3年生だった私は就活にいそしんでいました。
旅行が好きだった私は、大学卒業後は旅行会社で働くことに。
しかも内向型で無口なのに、営業として入社しました。
旅行が好きだから、好きを仕事にすれば自分の欠点もカバーできるかも…。
無理矢理でも、そう思い込むようにしていました。
実際に、営業職は「9時から16時までは外にでろ」という支店長の指示のもと、法人へ飛び込み営業を繰り返す日々。
絶対に人と話す環境を作ることで、少しづつ積極的な性格になっていく自分がいました。
そんな営業2年目のある日。
添乗業務(添乗員)のサポートとして、上司のお客様40名の団体に2日間お供することになりました。
初めてお会いするお客様ばかりで、いつもの人見知り、そして緊張により真顔が炸裂。
旅行が終わり、最後の挨拶をしている中、ある男性のお客さんが、声を荒げながら私の上司にむかって
「あの新人の女の子(=私)、ずっと不愛想な顔してたよ。気分わるいわ。きちんと教育しといてよ!」
「次からは別の子をつけてよ!!」
と、クレームしているのを聞いてしまったんです。
その時の、上司の困惑した顔の中にまじる静かな私へのいら立ちと失望感…
私の心臓はバクバクして止まりませんでした。
「愛想がない」
「覇気がない」
「使えない」
自分が認識している欠点を、人から指摘されるのを聞くと心臓がえぐられる感覚に陥ってくる。
「もう…私、どうしたらいいの…?」
「笑顔も愛想笑いも絶望的にできない。」
それは自分でもわかってる。
だから、せめて、お客さんが快適に旅行できるように一生懸命につくしていたつもりなのに。。
この性格は、どうやったら直るの?
誰か教えて、、、もう、自分が心底イヤになってくる。
もう人に会いたくない。人に顔を見られたくない。
どんな表情をして、人に会えばいいのかさえもわからなくなった。
私は、いるだけで人を不快にさせてしまう存在なのか。。
人からの指摘に心を痛め、さらにそんな自分を自分で否定してしまい、生きている価値がわからなくなってしまいました。
精神性発汗(緊張汗)により、人と話すのが恐怖になる。
それから転職をして、地元企業の事務OLとして再スタートすることになりました。
お茶くみやコピー取り、自社製品の見積作成など、誰でもできるような仕事をしていました。
前職が営業で、人と接する毎日でしたが、事務職になり、人と話す機会が激減しました。
すると、どうなったかというと他人の目が過剰に気になるようになり、対人不安の症状がではじめたのです。
もともと内向的でHSP気質からか、しだいに、社内の人と話す時、緊精神性発汗(緊張汗)がでてくるようになりました。
精神性発汗(緊張汗)というのは、暑くもないのに緊張で汗がでてくる症状です。
特に1対1で面談する時や、自分がミーティングで発言しないといけない時、つまり自分に注目が集まる時に
この緊張汗の症状がでていました。
私の場合は、顔と頭皮からの汗がひどかったので相手に隠そうにも隠せません。
私が、汗を大噴出してしまっている時、大抵の人は「暑いの…?大丈夫?」と聞いてくれるのですが、時々、意地悪かマウントかで
「何で緊張してんの?汗めちゃでてるで」と、指摘してくる人もいました。
そうなると、気持ちが焦ってしまいもっと汗がでてくるという悪循環にハマってしまいます。
人と対面→緊張→汗がでてくる
このループを何度か繰り返すうちに予期不安がでてくるようになりました。
「明日の会議で、汗がでてきたらどうしよう」
「汗、止まらなくなったらどうしよう」
毎朝、出社するとき不安で不安で仕方ありませんでした。
それでも、会社へ行かないといけない。
なんとか自分を奮い立たせて無理やりでも会社へいき、深呼吸をしたり、冬でも保冷剤を首の後ろにしのばせたりして汗がでないように出来ることはすべてやっていました。
この時の自分の口癖は「せめて普通になりたい」でした。
”なんで私はみんなみたいにリラックスして生きれないんだろう。”
”よく笑う同僚のAさんみたいに、自分を表現しながら、楽しく人と関わりながら仕事をこなしたい…。”
「当たり前」ができない自分への自己否定とともに、自己肯定感もさらに降下していきます。
「いつまで我慢すればいいの?」人間関係のストレスにより2度入院することに…
対人不安からの緊張汗で、不安な日々を送っていた私でしたが
そんな状況に追い打ちをかけるかのように、同僚女性との人間関係が悪化していきます…
原因は、仕事に対する価値観の違いでした。
HSP気質で完璧主義の性格から、私は業務を早く完璧にこなすタイプでした。当時の私は、それが当たり前だと思っていました。
・電話が鳴ればワンコールでとる。
・雑用も時間に余裕をもってさっさとこなす。
・人から依頼された仕事は、よほどの理由がない限り断らない。
・定時で退社できるように、効率的に仕事をする。
自分にとっての「当たり前」をしていると、次第に、自分と正反対の同僚が恨めしく感じてきました。
同僚は、
・電話はとらない
・雑用は気が向いたときだけやる
・少しでも忙しいと「忙しいからできない」と言って上司からの依頼を断る
・そのくせ、休憩室でダラダラとおしゃべりして残業する
彼女が「忙しいからできない」と断った業務は、全て私にふりかかってきました。
そうなると、同じチームで働いている同僚に対して、私の不満やイライラが山のようにつのっていく…
「私が我慢すれば丸くおさまるのかな」
「でも、おかしいよ。。なんで私ばっかりカツカツで仕事しなきゃいけないんだろう。」
「私がこんな苦しい思いしているのに、何で誰も助けてくれないの…」
そう思いながらも、我慢に我慢を重ねながらどうにか一日一日をやり過ごしていました。
それに当時の私は、必ず定時退社しないといけない理由がありました。
それは、息子の学童保育の迎えがあったからです。
だからこそ、効率的に仕事をこなしていました。
でも、そんなある日、上司から
「さくらさん、毎日定時で帰ってるけど、やる仕事ないの?」
と問いただされたのです。
「………。」
開いた口がふさがらないとは、こういうことを言うのでしょうか。
私なりに努力していたはずですが、上司には一切見えていなかったようです。
「毎日あなたは何を管理してるの?あなたの目は節穴なの?」という言葉が今にも私の口から飛び出ててきそうになりました。
「私って、まわりからそんな風に見られてるんだ…」
会社のために自分ができることを精いっぱいやっているのに、全く認められていない。
むしろ、暇なんだろう、とさえ思われている。
一方で、さぼってばかりいる同僚は、残業をしているから評価されている。
そんなことってある…?
もう、めちゃくちゃ悔しい!!
同僚女性との人間関係を、直属の上司に相談しても
「僕ではどうすることもできない」
「チームの和を乱したくない」
の一点張りで、まともにとりあってくれません。
我慢の時期が続くと心と体は正直で、その頃は婦人科系の病気で手術・入院、そして喉の病気になり3ヵ月で2回も入院することになりました。
喉の病気は珍しい病気なので
こんなに頻繁に罹患する例は珍しい、
と担当の先生も首をかしげていました。
退院後も仕事・プライベートの時間を問わず、ネガティブな感情とストレスを心に抱えてしまい、とうとう私の心はボロボロに。。
「私の気持ちをわかってほしい。でも、そう思う自分がワガママで間違っているのかも…」
ある日、そんなことを思いながら会社のデスクに座っていると、今まで味わったことのない感覚が襲ってきました。
自分が自分じゃなくなる感覚
虚無感
脱力感
無力感
目の前のパソコンにうつる文字を目で追ってはいるけど、内容が全く頭に入ってこない。
近くにいる同僚や上司が話す声、電話が鳴る音など全てがひとかたまりの騒音になって、私の耳奥を突き刺してくる。。
虚しさで心が震えている…
そんな気持ちでデスクに座っていると勝手に涙がでてくるように…
「私は毎日ここに座って、いったい何をしているんだろう…」
「このままずっと、こんな日々が続くの…?」
こんな思いを抱えつつも、そう簡単に会社を辞めるわけにもいかず、途方にくれていました。
でも、そんな中でも、今の状況から脱出できる方法はないか、自暴自棄になりかけながらもガムシャラに探していました。
そんなある日のこと。
インターネットで脳科学と心理学を学び実践して、自分のコンプレックスやトラウマ、人間関係をも克服した人のインタビュー記事を見つけたのです。
事務員だった私が、会社で最短昇進・昇給したきっかけ
「アメリカ発祥の脳科学心理学を体系的に学び実践して、仕事を変えなくても、自分の内面や人間関係が劇的に変わっていきました。これから困難に直面しても自分で乗り越えられる自信がつきました。勇気をだして受講して本当によかったです」
意気揚々とした男性の顔写真とともに、こんなインタビュー記事が脳科学心理学講座のHPに掲載されていました。
当時、会社員生活に疲れ切っていた私は
「講座受けたくらいで、そんなに変わるのかなぁ…。確かに講座の内容には惹かれるけど。。」とぼやきながら、サイトのページを巡回していました。
そういえば、受講費はいくらだろう。。
…
!?
35万円!?
こんな大金を自己投資に払ったことない…!
でも、、、気になる。。
もし、今の人間関係の悩みが改善されたら…?
子供の頃から悩んできた自分の性格を受け入れられたら…?
自己否定がへって、残りの人生はもっと生きやすくなるかなぁ。
今とは別人みたいに変われたりして…
そうなったら、それこそ、値段以上の価値があるのかも。。
受講費や他の受講生のレビューを見ながら、色んな思惑がぐるぐると頭の中を駆け巡っていきました。
「私、変われるかも。万が一、変われなくても、自分にとってプラスの変化くらいはあるよね…。そこに賭けてみる?」
35万円という受講費に後ろ髪をひかれながらも、数時間後には、
「もう、、、やってみるしかない!」
ドキドキしながら講座の申し込みボタンを押しました。
そして、実際の脳科学・心理学の講座では…
学ぶたびに自分のステージがあがっていくのを感じられました。
なんというか、世界を捉える視点がどんどんあがっていって、生きること、人と接することが楽しみになってきたんです。
そして、学んだことを少しづつ会社で実践していきました。
私が学んだ講座では、当時の私にとって一番必要だったものに出会えたことが転機になりました。
それが、そのままの自分を認める自己受容です。
それまでは、自分の足りない部分ばかりに目がいき、激しく自分を否定するクセがついていた私。
ですが、自分の人生の価値観や信念、強みを深く探求することで、それまでの「嫌いな自分の一部」を受け入れることができるようになったのです。
それまでは人に隠そうとしていた自分の嫌いな部分を、人前でさらけ出せるようになりました。
「私はこういう部分もあるんです。でもこんな自分もいいかなって思ってるんですよ^^」と人前で堂々と言えるようになったのが、私にとって大きな転機となりました。
自分を認められることで他者との関わり方にも変化がありました。
相手を尊重できるようになり、人との信頼関係をよりスムーズに構築できるようになったのです。
相手のことを重要だと思って、話を聴く。つまり、相手の自己重要感を満たすことで、相手からより信頼される自分になっていきました。
そして、講座で学びはじめて6ヵ月で変化が訪れます。
・自己否定するクセが明らかに減っている。 ・自分のコンプレックスが愛おしく感じられ、自分を肯定できるようになった。 ・自分の中に絶対的な安心の土台をつくれるようになった。 ・対人関係の距離感を掴めるようになり、他人にふりまわされなくなった。 ・自分を客観視できるようになり、気持ちの切り替えができるようになった。
それまでガチガチだった肩の力がストンと抜けて素の自分でいられるようになったのです。
人見知りで無口。上手く笑えなくて、不愛想。
いるだけで人を不快にさせてしまう存在だった私。
会社の人間関係も上手くいかない。
対人不安で、コミュ障で、自分の弱い部分を隠そうと必死だった。
みんなの「普通」ができなくて、ただひたすら「せめて普通になりたい」と願っていた私。
そんな状態の私でしたが、そのままの自分、どんな自分も認められるようになり、同僚や上司との関り方が変わり、これまでよりもっと深い信頼関係を築けるようになりました。
すると会社での評価もぐんっとあがり、やりたかった海外の仕事をどんどん任されるようになっていったのです。
おまけに、女性で最短で昇進・昇給を叶えてしまいました。
気づいた時には、社内の人から「さくらさん、最近すごく活躍してるよね」「みんなから頼りにされているよね」と声をかけられるまでになっていました。
「普通になりたい」と願っていた数年前の私からは、信じられない変化が起こっていたのです。
そこから、国内・海外出張やお客様対応など、人と接する仕事も増えていきました。
正直言うとほんの最初は
「人見知りの私にお客様対応とかできるかな」
「また、笑顔がないって言われたらどうしよう」
という考えがチラッと頭に浮かびました。
でも、「いや、私はもう、なにがあっても大丈夫。そのままの自分を表現するだけでいいんだ。私はできる!」
そう自分を信じて、任された仕事を愚直にこなしていきます。
そうすると、お客様や取引先、社内からも
「さくらさんに任せてよかった」
「次もお願いしたい」と、お褒めの言葉をたくさんいただけるように。
こんなポジティブな連鎖がおこるようになりました。
「嬉しい…」
「やっと自分を認められた」
「やっと自分のことが好きになれた!」
そんな気持ちでいっぱいになりました。
当時で、一番印象に残っていることは
海外メーカーとのコラボで
東京にあるとある国の大使館にお客様を招くという
イベント担当になった時です。
そのイベントの準備~開催~打ち上げまでの
全ての段階において
高校時代から培ってきた語学力、
HSP気質の気配りや配慮、
先を読んで行動する力を発揮できた実感がありました。
そして、
出張先でのお仕事をおえて、
会社に戻ってきた時のこと。
私が会社のデスクに座った時
同僚数名が、目を丸くして
私にむかってこう言うんです。
「なんか、キラキラしてる…」
「いつもとオーラが違うんだけど!」
自分では全く自覚はなかったのですが
「仕事が充実してる!」
「自分らしく仕事ができている」
そんな気持ちで仕事をしていたのが、雰囲気やオーラになって表現されていたんだと思います。
仕事を通じて自分を表現できるのが嬉しくて、
人の役に立てている実感に感動する。
そんな自分なら、いるだけで周りに影響を与えられるかも…!
そう感じられた感慨深い瞬間でした。
そして自分の中に自信が育ってくると、今まで嫌いだった内向的な性格やHSP気質ともうまく付き合えるようになり、また緊張汗の症状もほとんどでなくなっていました。
内向的な性格で自信がもてなかった私が、やっと変われた。
そんな私を変えてくれたのは、まぎれもなく【そのままの自分を認める真の自己受容】を実践したことでした。
でも、もしあの時、変われるきっかけを見て見ぬふりして、もんもんと一人で悩み続けていたとしたら…?
私は、自信をもてないまま「こんな暗い性格の自分にいいことなんておきない」と心でつぶやきながら、自分の存在を否定しながら、今も過ごしていたと思います。
充実した会社員生活を送る一方で感じる複雑な気持ち
自分の中で自信が育ち、会社でやりたい仕事をさせてもらって充実した日々を送っていた時のことです。
”あれ…?他部署のAさん、最近会社にきてないなぁ。。”
”何かあったのかな?”
ふと社内を見渡すと、メンタルダウンや適応障害によって休職したり、退職せざるをえない会社の仲間が2人、3人、4人とふえていました。
・上司や先輩とのコミュニケーションが苦手で、仕事運びがうまくいかずに自分を責めてしまう人
・職場の人や雰囲気に馴染めずに、常に緊張状態で精神的に追いつめられてしまった人
・会社で働くことに意味を見出せなくなり、やむなく退職した人
当時の私は大きな悩みがなく会社員生活を送っていました。
ですが一方で、こんなに身近で悩み苦しんでいる人たちがいることを知り複雑な気持ちになっていました。
「悩んでいる人の支えになりたい…」
こんな気持ちがフツフツと湧いてきました。
そして…
そんな私は今、心理カウンセラーとして悩んでいる人の背中をおす活動をしています。
あんなに自己嫌悪がひどく、ネガティブ思考だった私が、自らの自己受容の実践をもとに、日々ご相談に来られる方のサポートをさせて頂いています。
プロフィールはここでおしまい^^
自分らしく心豊かな未来へむけて
ここまでの私のストーリー、いかがでしたでしょうか?^^
プロフィールを読んでくださった方からは、よく
「私と同じ悩みを経験しているんですね…」
「私もこのしんどさから解放されますか」
と言われることがあります。
そういったお声を聴くたびに、心の底からこう思うんです。
こんなに自己否定クセが強かった私が変われたのなら、あなたも必ず変われます。と。
あなたが今どんな状況だとしても、です。
これまでお伝えしてきたように、私は約30年間、生きづらい世界に住んでいました。
その世界に住んでいるのが私にとって当たり前になっていました。
「もっと頑張らなきゃ」
「今の自分ではダメだ」
「何でも人並みにできないと恥ずかしい」
自分の繊細な性格、弱みを見せれないところ、対人緊張をどうにかしようと、必死でもがいていました。
だけど、そんな私でも「今の自分が好きだな」「こんな自分もいいな」って心から思えるようになったんです。
そうなるには、何も特別なことをしたわけではありません。
ただ、そのままの自分を認めるメソッドを実践しただけです。
だから、あなたが今どんな状況だとしても、安心してください。
私が実践してきた真の自己受容を軸にしたメソッドを、とってもシンプルにわかりやすくお伝えし共に伴走させていただきます。
そのままの自分を認めることができれば、他者も認められることができます。
だから、今抱えている悩みが解消されるだけでなく、仕事・パートナーシップ・育児などあらゆる場面で心地よい状況をあなた自身でつくっていくことができるのです。
そうなると、人生全体のバランスが整い、より豊かになっていきます。
人は「変わりたい」と思った時に、自分の意志で未来を変えていく準備ができています。
そして私は、そのような方の背中をそっと押せるカウンセラーとして、お役に立ちたいです。
あなたらしさを発揮して、人生をより豊かな時間に変えていきませんか?
あなたを心から応援しています。
この長い文章を最後までお読みくださり、本当にありがとうございました。^^
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