今回は私、伊志川(いしかわ)が過去に抱えていた思い込みについて書きますね。
これから書く思い込みは、私にとって不自由で、自分が生きづらくなるものでした。
私はこの思い込みに気づけたことで、やっとやっとやーーーーーっと自分と向き合うことができました。
そして自分自身をコントロールする感覚が身に付きました。
こちらのブログを読みながら、あなた自身の思い込みってどんなものがあるかなぁ?とチラッと思い浮かべてみてください。
新たな気づきがあるかもしれません^^
《本題はここから⇓》
私はつい最近まで無意識に深層心理でこう思っていました。(今も少しある)
「クールによそおってなきゃいけない」
「恥をさらしたくない」
「人に弱みを見せられない」
会社員だったころ、よく上司や先輩から言われたのが
「いつも冷静だよね」
「堂々としてるね」
「淡々と仕事をこなせてスゴイ」
こんなことを言われていました。
当の私は、特に意識するわけでもなく、当たり前にふるまっているつもりでした。
でも実際は、自分の思い込みに気づいてなかっただけだったのです。
表面的には「冷静」「落ち着いてる」「堂々としている」ように見えても、私の根っこはこんな感じでした。
・あがり症
・人の目を過剰に気にする
・人からよく見られたい
・どんくさい自分は許せない
あがり症だから、人前で発表するときは、心臓がバクバクしはじめて声も手も震えだす。(けど、それを必死に隠す)
人の目を過剰に気にするから、会社のデスクにいるときでもソワソワして落ち着かない。(けど落ち着いたフリをする)
電話応対も、「周りの上司、同僚が自分の会話を聞いているんじゃないか」と思い込んでうまく話せない。
人からよく見られたいから、他人と自分を比較して自分が優位にたっていないと落ち込む。今の自分じゃダメだと信じ込む。(けど、平気なフリをする)
どんくさい自分は許せないから、何事もそつなくこなそうとする。(でも内面では必死…!)できなかったら落ち込む。(もっともっと頑張ろうとする)
おまけに、繊細な気質(HSP)があるから、対人関係での小さな違和感でもクヨクヨ考えこんでしまう。
過去の後悔も、未来の不安も、現在のネガティブ感情も、色んなことで常に思考回路がフル稼働している状態。
こんな私でした。。
人から言われてた「冷静」「落ち着いてる」「堂々としている」なんて、ほんとうに見せかけでした。
実際に私は、「人に恥や弱みをさらせない」「冷静でいなきゃ」といった思い込みがきっかけとなって、社交不安障害、精神性発汗(緊張汗)などの症状がでていました。
正直、これらの症状はけっこうつらかったです。
自分で自分の心と体、思考をコントロールできなかったから。自動運転のように、朝目が覚めた瞬間から不安がおそってきてたし、仕事中も、帰宅しても毎日同じことを感じていました。それも、無意識に…!
対外的には、私はこれらの症状を必死に隠そうとしていたので、表面には現れていなかったかもしれません。
なぜなら、「人に弱みを見せられない」と感じて、自分のダメな側面は絶対に人にみせないと決めていたから。
だから、余計にしんどかったです。。
自分の思い込みに降参して、ダメだと感じている部分をもっと表にだせたら…、どんなに楽だろう。
と、葛藤の日々でした。
それから、脳科学、心理学、カウンセリングを学ぶにつれて、わかってきたことがあります。
人が変わるには、「癒しと行動」、この二つが不可欠ということ。
私は今まで
・平気なフリしたり
・冷静をよそおったり
・しんどくても、もっと頑張ろうとする
・しんどくても、弱音を吐かない
こんな風にして、感情を感じないように生きてきたように思います。
ある程度の行動はできるけど、自分の感情を感じきる「癒し」が不十分だったから、ずっと生きづらいままでした。
そんな状態から、心理学講座やカウンセリングによって、どんどん心が柔らかくなっていきました。
時には、自分でも信じたくない自分の感情や思い込みもありました。
「いや、そんなことない!」
「それは違う!」
って思わず叫んでしまいそうなものも。。
そんなプロセスを経て、癒しを感じられる今はすごく心が穏やかです。
不安なことがあっても、自力で立て直せる安心感が感じられています。
もちろん、これからも色んな困難があると思いますが、「私ならどうにかなる」と心から思えています。
今回の記事を読んで、あなたは「もしかして、私の中にある不自由な思い込みはこれかも…」と感じたものはありますか?
自分の中にある無意識な思い込みが、時に何らかの症状としてあらわれているかもしれません。
(私の社交不安障害や精神性発汗などのように)
もし、そうだとしても心配いりません。
あなたの中の不自由な思い込みに気づいて、向き合うことができたら悩みは解消されます。
だから、安心してくださいね^^
あなたが生きたい人生を送れるよう、心から応援しています!