今回はこんなお悩みをいただきました。
こんにちは。
私は学生のころに浮気をしてしまい、その時の罪悪感が15年たった今でも、時々リアルな記憶としてよみがえってきて胸が苦しくなります。当時は彼を傷つけないようにと、浮気についての告白はしていません。
いっそのこと、打ち明けたら…と思ったのですが、それは自分のエゴだと感じ、自分がこの罪悪感を抱えたまま生きるべきだと覚悟して伝えていません。ですが、何年たってもこの膿のような罪悪感は消えていません。楽しい日々にも、ふと思い出してしまって苦しいです。
こちらのお悩みをくださった方は、浮気の事実を相手へはつげずにご自分の中でしまっておくことを決断されています。もし、彼に打ち明けていたら違った展開が待っていたかもしれませんが、その当時の判断に「いい・悪い」はありません。その時にできる「ベスト」な判断をされたのだと、私は思います。
過去の過ちにたいする後悔をずっとご自身の胸の中で抱えたままで、ずっと苦しかったのではないでしょうか。
ただ罪悪感が消えずに、現在の生活に影響がある場合は何か改善していきたいですよね。
そこで今回は、その改善策をお伝えしていきます。
過去の過ちへの罪悪感を解消する方法、それは「未完了の感情を完了させること」です。
「未完了の感情を完了させる」とは、どういうことかというと、その当時に
・相手に言えなかったことを伝える
・相手にしてあげたかったことをする
・自分が感じたかった感情を感じる
ことです。
今のあなたは、過去の出来事に付随する感情を消化できずにいて苦しんでいます。
その未消化の感情を完了させていくことで、罪悪感、後悔、苦しみから解放されていきます。
では、具体的にどうしたらいいかをお伝えしますね。
ステップは3つあります。
①目の前に相手をイメージします(目をとじたほうがイメージしやすいかもです)
➁イメージの相手に、あなたが伝えたかったこと、やってあげたかったことなど全て吐き出します
(一人でいるときに、声にだして言ってみてください)
➂イメージの相手の反応を感じる
例えば冒頭のお悩みのケースだと、過去の出来事は変えられませんがその後の対応で、彼氏に正直でありたかった自分がいるかもしれません。そしたら、彼氏を目の前にイメージして、当時正直に言いたかったことを伝えてみます。
「当時は言えずに自分の中にしまっていたんだけど、学生のころ、浮気しちゃったんだ。。本当に本当にごめんなさい」
こんな言葉がでてくるかもしれません。
あなたの気持ちを伝えたら、イメージ上の相手はどんな表情していますか?なにか、言ってそうですか?
イメージ上で、相手の反応があればそれも感じとっていきます。もしかすると、あなたが予想していた感じ方とは違った展開になるかもしれません。
このイメージ上の相手に、本当はあなたが言いたかったこと、したかったことをやってみることで未完了の感情が完了していきます。「完了させる」というのは、すべて吐き出すということです。そうすると、気持ちがフラットになってきて胸につっかえたモヤモヤや罪悪感がうすれていくのを感じるでしょう。
相手を気遣える優しい人ほど、過去の出来事にたいする後悔や罪悪感を抱えがちです。
未完了の感情を全部はきだして心の重荷をおろして、晴れた気持ちで明日を迎えていきたいですよね^^
今回は、過去の過ちに付随する後悔の対処法をお伝えしました。
もし、一人で抱え込んでしまってどうにもならない…!という方は、人を頼ってください。
今抱えている気持ちを聞いてほしい、と言う場合はお気軽にご相談くださいね^^