「もう限界かも…。なにもかもしんどい」
あなたは朝おきたとき、こんな風に感じることはありませんか?
今回は、HSPの生きづらさの限界サインと、それを感じたときにやってほしいことについて書いていきます。
《今回の記事の内容》
限界サインとはどんな状況か?
限界サインを感じたら、どうしたらいいのか?
限界サインを感じたまま今の生活を続けていくと、会社の休職や退職、主婦の方だとうつ・ひきこもりになりかねません。そんな状況は避けたいですよね…。早めに対応するために、今のあなたの状況を改めて振り返ってみてくださいね。
もくじ
限界サインの兆候ってどんな状況?
ここでは”日常のよくあるストレス”の範囲をこえて、「対処したほうがいいレベル」について書いていきます。
限界サインは大きくわけて3つあります。
❶心
心で感じている感覚です。「〇〇な感じがする」という、具体的に言語化できない感覚が多いです。
・常に漠然とした不安感を感じている
・自分に対して無価値観を感じている
・他者の言動にいつもビクビクしている
・今日一日乗り切るのも精いっぱいに感じる
・人から責められている感じがする
・自分が自分じゃなくなる感覚がある
❷体
体にあらわれてくる不調です。自分でコントロールすることが難しいので、どう対応していいかわからなくなります。
・動悸がする
・連続した睡眠がもてない(途中で目が覚めてしまう)
・体が鉛のように重く感じて、最低限の家事でもおっくうに感じる
・食欲があきらかに減った
・勝手に涙が出てくる
❸思考
頭で考えていることです。
「私は~だ」「~にちがいない」といった強い思い込み(ですがご本人にとっては絶対的な真実と感じていること)を抱えています。
・「私はずっとこの状態のままだ」と未来のことをネガティブに考えている
・「私は人から嫌われている。必要とされていない」などが頭にうかぶ
・「私には能力がない」と自信をなくしてしまっている
今のあなたに当てはまるものはありましたか?
少しでも該当するなら、「この状況から抜け出したい…」と感じているのではないでしょうか。
今の状況、とてもつらいですよね。。
そんな時に、あなたにやってほしいことがあります。
「もう、無理…!!」となる前に、やってほしい3つのこと
安心できる環境で休む
休むといっても
「いや、そんなの会社いかなきゃいけないし」
「家事もしなきゃいけないし」
という事情もありますよね。
そんなときは、あなたにとって安心を感じる環境に身をおくことをおすすめします。
会社なら半日休暇や1日休暇がとれたらいいのですが、それも無理そうなら、仕事中に一人になれる場所(お手洗いなど)で休む。
お昼休みは、一人になれる場所でごはんを食べるなど、意識的に安心でいられる時間をふやしていきます。
しなきゃいけない家事があっても「今から30分は自分を労わる時間」と決めて、まずはいったん心と体を落ち着ける時間をつくりましょう。
気持ちをつぶやく
HSPさんは、自分におこっているマイナスなことを自分のせいだ、と感じてしまう傾向があります。
だから、「もっと頑張らなきゃ」「弱音をはいちゃだめだ」って思っちゃう人も多いです。
そんな時は、感じている気持ちを声にだしてつぶやくことをおススメします。
心でつぶやいていることを自分の声で聞くと、自分の気持ちを客観視できます。客観視できると感情の波に飲み込まれにくくなるんです。ぐるぐる思考がいったん止まるイメージです。
「しんどいよ~」
「つらいよ~」
「私が悪いんだ、って自分で思ってるなぁ」
自分の気持ちに”いい・悪い”のジャッジはせずに、ただつぶやいてみる。私はこう感じてるんだって気づくだけでも少し気持ちが軽くなりますよ。
本音に素直になる
生きづらさの原因の一つは、本音と自分の行動のギャップです。
本音に素直になるというのは、
・本当はやりたくないことをやめてみる
・本当はやりたいことをやってみる
ということです。
例えば、
・笑いたくないのに笑うのをやめてみる
・気を使って相手を優先していたのをやめてみる
・他人より自分を優先してみる
・会社休みたかったら休んでみる
少し思い切りは必要になりますが、できそうなものから少しづつお試しでやっていきます。
これまで自分に禁止していたことを解禁すると、あなたの感じ方に変化があります。
その変化を感じながら、自分の本音を少しづつ叶えてあげます。そうすると日常に必ずプラスの変化があります。はじめは怖いかもしれませんが、小さなものから取り組んでいきましょう。
ということで、今回はHSPさんが限界サインを感じたときにやってほしい3つのことをお伝えしました。
❶安心できる環境で休む
❷気持ちをつぶやく
❸本音に素直になる
とはいえ、「もう無理、限界!」という時は決して一人でがんばらず、人を頼ってください。
今の生きづらさを解決したい、という方は個別相談にてお悩みをおうかがいします。
あなたのタイミングでご相談くださいね^^
最後までお読みいただきありがとうございました。