こんにちは!
心理カウンセラーの伊志川さくらです。
突然ですがあなたは今、夢中になれることはありますか?
大きなくくりで言うと趣味、勉強、仕事の業務、恋愛等。
今、悩みを抱えている方からすると「そんな夢中になれることよりも、今の悩みを解消したいよ…」と思われるかもしれません。私もそうでしたので、そう思う気持ちもわかる気がします。
一方で脳科学心理学で実証されていることで「何かに夢中になっている時は人目が気にならない」という事実があります。
何かに夢中になっている状態、つまり、フロー状態です。
あなたはフロー状態って聞いたことありますか?集中力がすごく高まっている状態のことです。
例えば、スポーツ選手が競技中に「ボールがスローモーションで動いているように見えた」「体が軽くなって、思い通りに簡単に動かすことができた」という発言をされるときがあります。これがフロー状態に入っている時です。
あなたも似たような経験ありませんか?
・ある作業をしていたら、気づいたら何時間も経過していた
・普段は物静かな性格だけど、気づいたらあるトピックについて熱く語っていた
・「これをできるのは私しかいない!」と大きな責任を感じて取り組んだ時に、いつもの倍以上の成果がだせた
実はこういったフロー状態(何かに極度に集中している状態)になれば、人目を気にする人でも人目が気にならなくなります。なぜかというと、ほぼ100%の意識が目の前の物事に集中していて、「他人はどう思っているのだろう」という考えは浮かんでこないからです。
例えばこんな例があります。
もともとあがり症で大勢の前で話すだけでなく、1対1での会話でも緊張してしまう対人不安を抱える方がいました。緊張して声や手が震えたりしています。
その方は会社員でしたが、途中から新しい仕事を任されるようになりました。
その仕事というのは、その人にしかできない業務だったので、他の人に任せようにも任せられる人がいませんでした。まさに「自分が責任をもって果たさないといけない状況」になったんですね。
その業務とは取引先の前で、”その方しか知らない専門知識を説明すること”でした。
もちろん初めは緊張したり、大きな不安を抱えていました。
でも少しづつ慣れてきて、自分だけにしかできない仕事をしていることに快感を覚えるようになったそうなんです。
自分にしかできないことを任されているから自信もついてきて、次第にその業務が好きになってきたようです。そうなると、業務に集中しているので、緊張も少しづつやわらいでいたようなんです。
もともとは人前で話すのが苦手だったのに、目の前のことに集中している状況におかれると、逆に緊張から解放される事象がおこっていました。
目の前のことに集中することで”結果的に”緊張や不安、焦りがへっていた、ということです。
ここまで読んでみていかがでしょうか。
仕事じゃなくても、プライベートや人間関係などにおいて
・何か夢中になれること
・寝ても覚めてもやっていたいこと
・”自分にしかできない”という使命感を感じること
こういったことを日常に取り入れることで、人目が気になって緊張、不安、震えがでるといった悩みから少しづつ解放されていきます。つまり、ネガティブ感情よりも、何かに集中している時間やワクワクしている時間、高揚感を感じる時間のほうが拡大していきます。
「そんな熱中できること、すぐには見つからない…><」
という方、安心してください。まずは些細なことでも大丈夫です。
「これをしているとき、充実しているなぁ」
「そういえば、ずっと前からこれをやってみたかったんだ」
というものはありませんか?
または、逆にこれまでやったことのないことをやってみるのもおススメです。
これまでやったことないことや、興味のないものをあなたの人生に取り入れてみることで、「意外に面白い!」「ハマる!」という感覚がでてくるかもしれません。
いずれにしても「自分の夢中になれることはあるんだ」という前提のもと、探ってみると見つかりやすくなります。^^
ということで今回は、夢中になると人目が気にならなく理由についてお話しました。
少しでも参考になれば嬉しいです!^^
【追伸】
・自分にとって夢中になるものを見つけたい
・ワクワクしながら生きていきたい
・熱中できるものに出会いたい
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