こんにちは。
心理カウンセラーの伊志川さくらです。
このブログにたどり着いてくださり、ありがとうございます。
「新しいことに挑戦したい!面白そう!」と心がワクワクするのに、いざとなると人の目が気になったり、「失敗したらどうしよう…」と不安になったり。
まるで心の中で、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような感覚。
行動したいのに動けない自分に、ちょっぴり疲れてしまっていませんか?
HSS型HSPの気質を持つあなたは、繊細でたくさんのことに気づける優しさと、好奇心旺盛でパワフルなエネルギーの両方をあわせ持っています。
それは、あなただけの特別な才能。
でも、その矛盾した性質のせいで、人一倍エネルギーを消耗しやすく、「なんで私はこうなんだろう…」と自分を責めてしまうことも多いかもしれませんね。
今日は、そんな頑張り屋さんのあなたが、後悔しない、自分らしい人生の舵をとるためのヒントを3つ、お話しさせてください。
1. 「完璧な冒険」じゃなくて、「小さな一歩」でいい
「やるなら完璧にやらなきゃ」
向上心が高く、理想も高いあなただからこそ、そう思ってしまうのかもしれません。
でも、その大きなハードルが、あなたの「やってみたい!」という気持ちにブレーキをかけてしまう原因になっているとしたら…?
後悔しない生き方って、大きな成功を収めることばかりではありません。
むしろ、「ああ、やってみればよかった」という小さな心残りを、ひとつずつ減らしていくことなのかもしれません。
だから、まずは「小さな一歩」から始めてみませんか?
- いつもと違う道で散歩してみる
- 気になっていたカフェに一人で入ってみる
- 観たいと思っていた映画のチケットを予約してみる
そんな、誰かに言うほどでもないような「小さな冒険」でいいんです。
大切なのは、あなたが「やってみたい」と感じた心の声を、あなたがキャッチして、叶えてあげることです。
その小さな成功体験が、「なんだ、意外と大丈夫かも」「私にもできるんだ」という自信の土台を、少しずつ、でも確実に育ててくれますよ。
2. 刺激を浴びた日は、「心の安全基地」に帰ろう
外向的に見られがちですが、本当はとても繊細なあなた。
イベントや人との交流を心から楽しんだ日でも、家に帰るとどっと疲れが出て、一人の時間が恋しくなりませんか?
それは、あなたが周りの人の気持ちやその場の空気を、無意識のうちにたくさん感じ取っている証拠です。
だからこそ、意識的に「心の安全基地」を準備してあげることが、とっても大切になります。
- 好きな香りのアロマを焚く
- 肌触りのいいブランケットにくるまって、温かい飲み物を飲む
- 誰にも邪魔されず、好きな音楽を聴いたり、本を読んだりする時間を作る
外でたくさんの刺激を浴びた日は、「今日はよく頑張ったね」と自分をいたわり、安心して羽を休められる場所に帰りましょう。
オンとオフの切り替えスイッチを自分で作ってあげることで、心のエネルギーを上手に充電できるようになります。
そうすれば、「疲れるから…」と、やりたいことを諦めることも少なくなっていくはずです。
3. あなたの人生の主役は、他の誰でもない「あなた」
HSS型HSPのあなたは、共感力が高く、人の気持ちに寄り添える優しい心を持っています。
だからこそ、つい「相手がどう思うか」を優先して、自分の本音を心の奥にしまい込んでしまうことはありませんか?
でもね、思い出してください。
あなたの人生の主役は、他の誰でもない、あなた自身です。
「これをやったら、どう思われるかな?」
「本当はこうしたいけど、期待に応えなきゃ…」
そんな風に、他人の評価を軸に生きていると、いつか「私は本当は何がしたかったんだろう?」と、自分の人生なのに迷子になってしまいます。
後悔しない生き方とは、あなたの「心の声」を道しるべに生きること。
周りの声も大切にしつつ、最後は「私はどうしたい?」と自分に問いかけ、その答えを尊重してあげること。
それは、わがままなことでは決してありません。
自分自身に、とことん誠実であるということです。
自分の本音を大切にできたとき、あなたは自分の一番の味方になり、ブレない自信と安心感を手に入れることができるのです。
最後に
HSS型HSPのあなたが抱える「矛盾」は、決して弱みではありません。
繊細だからこそ、人の心の機微に気づき、深く物事を味わうことができる。
好奇心旺盛だからこそ、人生に彩り豊かな経験をもたらすことができる。
その両方をあわせ持つあなたは、誰よりも広く、深く、豊かな世界を生きる可能性を秘めています。
「今のままの私でいいんだ」
「この矛盾こそが、私らしさなんだ」
そうやって、ご自身のすべてを丸ごと受け止めてあげられた時、心の中のアクセルとブレーキは、あなたの最高のパートナーになります。
もう二度と、悩みに浸って抜け出せなくなることはありません。
あなたが、あなたの人生のハンドルを握り、行きたい場所へ自由に進んでいく未来が待っています。
もし一人で抱えるのが辛くなったら、いつでもお声がけくださいね。
あなたとお話しできることを、心よりお待ちしております^^