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こんにちは！
10年にわたる精神性発汗の悩みを克服した心理カウンセラーの伊志川さくらです。
今回の記事では、精神性発汗で悩む人が抜け出せなくなる負のループについて書きますね。
もしかしたら、「私も今この落とし穴にはまっちゃってる…><」という方もいるかもしれません。
そんな方でも安心してください！
今回の記事で、その負のループに気づいて、そこから抜け出すことができますよ＾＾
ぜひ最後まで読んでみてください～
もくじ
こんな負のループに入っていませんか？
精神性発汗を抱えている方の悩みの深さは人それぞれです。
悩みが深いと、こんな負のループに入っています。
精神性発汗の症状を繰り返している
↓
四六時中、汗の悩みが頭から離れない
↓
不安、自己嫌悪、人と会うのが怖い、恥ずかしい、惨めな気持ちでいっぱいになる
↓
自分に自信がなくなる
↓
人と会う機会を避けてしまう。普段通りに振舞えなくなる
↓
（最初の”精神性発汗の症状を繰り返している”に戻る）
いかがですか？あなたが経験していることはありますか？
この負のループを繰り返すと、遅かれ早かれ、あなたの行動範囲はどんどん狭くなり、人生を全く楽しめなくなる状況になっていきます💦
✅趣味サークルにはいりたいけど、汗がでちゃうからやめておこう…
✅好きな人がいるけど、汗の問題があって積極的になれない
✅会社でもっと活躍したいけど、目立ってしまうと汗もバレちゃうから大人しくしておこう
本当はこうしたいのに、汗があるからできない…と消極的で日陰の人生になってしまいますよね。。
負のループを断ち切るには？
深い落とし穴に入っている時は、なかなか自分を客観的にみれません。
ですので、この機会に、今のあなたを少し第三者目線で振り返ってみましょう＾＾
振り返る時のポイントは、次の2つです。
❶どうして自分は、こんなにも人前で汗をかくことに悩んでいるのか？
❷汗が原因で抱えているネガティブ感情にどう対応している？
❶どうして自分は、こんなにも人前で汗をかくことに悩んでいるのか？
汗の悩みがない人にとっては、「なんで汗で悩むの？」と思うかもしれません。
私も汗の悩みがない人に相談したときに、
「じゃあ、汗拭けばいいじゃん」
って言われたことがあります。笑
「そりゃそうだけど…！！そんな単純な話じゃないんだよー！」
と言いたくなりましたよね。
精神性発汗で悩んでいる人にとっては、
「どうしてここまで大きな悩みに発展しているのか」
「自分は何がイヤなのか」
を考えることが根本解決につながってきます。
あなたの場合はいかがでしょうか？
精神性発汗の方で多いのは、こんな考えです。
・他の人が汗をかいていないのに、自分だけ汗でてたら変に思われる
・自分の欠点をさらしたくない（管理職などに多いです）
・自分の弱さは隠したい
・汗をかいて人から注目されてしまうのが怖い
・「汗かいてるー」と人から指摘されるのが怖い
上記以外でも、人それぞれ悩む理由はありますが、共通しているのは人からどう見られているのかがとっても気になっているということです。
もちろん人間だれしも、程度の差はありますが、人からどう見られているかは気になると思います。ですが、それが行き過ぎると悩みが深くなり最悪の場合には、ひきこもってしまうというケースになりかねません。
「人からどう見られているのか気になる」の根っこにあるもの
「人から変に思われていないか…」
「緊張してるって思われたらイヤだ」
「汗かいていたら相手から舐められそう」
こんな思考の根っこにあるものは、いったい何だと思いますか？
それは、「他者からの評価が、自分の価値である」という無意識の思考なんです。
・人から認められなければいけない
・人から認められたい
・自分は人から認められるに値する人間だ（人から認められずはずだ）
と心のどこかで思っていませんか。
これを聞いて今はしっくりこないかもしれません。
「いや、そんなことはない。自分で自分を十分認めている」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
トラウマなどで、精神性発汗になられたケースであれば、もしかしたら他者からの評価を気にしない方もいるかもしれません。
ですが大半は、人からの評価を気にする方が精神性発汗で深く悩んでいらっしゃいます。
精神性発汗の負のループから抜け出すには、まずは「他者の評価を気にしているから悩んでいるんだ」ということに気づく必要があります。なぜなら、気づいたことは変えられるからです。
他者の評価が気にならなくなるには？
他者の評価が気になるのは、人間なら当然のことです。それがあるから、嬉しくなったり、頑張れたりするのでプラス面もあります。なので、気になるレベルを0にするのではなく、緩めていく方向にもっていきます。
じゃあ、どうやって緩めていくかのポイントを3つお伝えしますね！
①何度も気づいていく
日々の生活の中で、汗がでて悩む場面があればその度に「他者の評価を気にしているんだな」と自分を客観的に眺めてみてください。自分を客観視できれば、その瞬間は「他者を気にする気持ち」が少し緩みます。
ポイントは、「他者の評価を気にしてしまった…！あーダメだダメだ><」とジャッジするのではなくて、
「あ、今、他者の評価気にしてたな」とただ気づくだけです。1，2回じゃなくて、何度も何度も気づいてください。
➁自分らしくないことをやってみる
あえて、（他者が思う）自分らしくないことをやってみてください。
あなたを知っている人が「え、それ全然〇〇さんっぽくないじゃん～＾＾」って言いそうなことです。
人目を気にしてやってこなかったこと、ありませんか？
はじめは本当に小さいことからやってみてください。
これまであなたがつくってきた殻にヒビをいれるきっかけになるようなものです。
殻に少しづつヒビが入ってきたら、あなたの体の一部が殻からでてきますよね。そうすると、「他者の評価を気にするあなた」から「あまり気にしなくなるあなた」に変わっていけます。
③自分で自分を認める
これまで他者の評価を過剰に気にしていた人は、自分で自分を認めるのが苦手です。
人から褒められると自信がつきますが、人からの評価がなくなった途端に今まであった自信がガラガラと崩れ落ちていきます。
だから、他者からの評価に左右されずに、一喜一憂せずに、日頃から自分で自分を認めるんです。
あなたの価値はあなたが一番よくわかっています。
毎晩、一日を振り返ってその日にできたことを思い出していきます。
「挨拶できたなぁ」
「晩御飯もちゃんと食べれたなぁ」
「今日も一日会社行って頑張ったね、えらいね私」
こんな些細なことでも十分◎ですよ＾＾
「こんな簡単なことで自分を認められるようになるの？」と思うかもしれませんが、今まで自分を褒めることをしてこなかった人にとっては、めちゃくちゃ効果ありますよ＾＾試して実感してみてください。
❷汗が原因で抱えているネガティブ感情にどう対応している？
汗をかいた時、あなたはどんな感情をもちますか？
情けない
みっともない
惨めだ
こんな自分がイヤだ
恥ずかしい
こんなの自分だけだ
また汗かいたらどうしよう、と思って不安だ
そして、こんな感情がわいた時、あなたはどうしていますか？
「どうしていいかわからないから、何もしていない」という方が多いかもしれません。私もそうでした。
どうしていいかわからないですよね。
だから、「恥ずかしい」「こんな自分がイヤだ」と感じつつも、「でも、仕事いかないと。頑張らないと」とどうにか気持ちを切り替えようとしてきたのではないでしょうか。気持ちを無理やり切り替えるよりも、もっと簡単で効果的な方法がありますよ＾＾
実は、わいた感情を感じきると、ネガティブな感情でも心が落ち着いてくるんです。
「感じきる」とはどういうことかというと、感情に寄り添うことです。
”恥ずかしいって感じるんだね”
”こんな自分はイヤだ！って感じるんだね”
って、自分で自分の感情を受け止めてあげるんです。ネガティブ感情を自分から追い出そうとするのではなくて、一体化する感覚ですね。
そうすると、気持ちが落ち着いてきます。
これは文章で表現するよりも、実際にやってみたほうが早いのでぜひ試してみてください。
ポイントはどんな感情にも「いい」「悪い」というレッテルを貼らずにそのまま受け止めることです。
ぜひ、自分の感じ方を体感してみてくださいね＾＾
まとめ
精神性発汗の人が陥る負のループからの脱出方法、いかがでしたでしょうか。
負のループに陥っているなら、まずは次の2つのポイントを振り返ってみる。
❶どうして自分は、こんなにも人前で汗をかくことに悩んでいるのか？
❷汗が原因で抱えているネガティブ感情にどう対応している？
そして、他者からの評価があまり気にならなくなる方法を試してみたり、ネガティブ感情に寄り添ってみる。
くりかえし実践していただくと、負のループから脱出できます。
そして、あなたが本当にやりたかったことを積極的に取り組めて「今の自分の人生が好き」と幸せをかみしめることができるようになります＾＾
そんな日々をぜひ実現していきましょう！
最後までお読みくださりありがとうございました＾＾
【追伸】
もし、あなたが
「一人で取り組むのは難しそう」
と感じたなら、ぜひ私を頼ってください。一緒に克服していきましょう＾＾
その際は、まずお試しカウンセリングで今のあなたの状況をお聞かせくださいね🌟
