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カウンセリングでご相談者の方から、時々ご質問いただくのが「私はHSPだと思うのですが、不安障害もあてはまっているのでしょうか?」ということです。
(※不安障害…あがり症、赤面症、対人不安、緊張汗など人と関係してでてくる症状のこと)
確かにHSPさんは気質上、不安障害の症状に当てはまりやすい側面はあります。
このご質問をいただいた時、私はまずご相談者の方に次のようなことをおうかがいします。
・どのような症状(現象)を抱えているのか? (例:声が震える、手が震える、動悸がする、不安な気持ちがずっと続くなど) ・日常において、この現象がどのくらい影響を与えているのか? (例:会社で発表する時だけ、会社にいる間ほぼずっと、家に帰ってからも不安が止まらない等) ・ご相談者がどのくらいこの症状(現象)を改善したいと感じているか? ・症状(現象)が改善したら、どんな日常になっているか?
このように、まずは、ご相談者に何が起こっていて、何が問題なのかを整理していきます。
なぜかというと、HSP気質や、不安障害といった症状は、ただの「名前」にすぎないからです。
名前で一括りにできないくらい、お一人お一人の悩みや症状は多岐にわたります。
例えば、大勢の前で話すことを快感に感じる人が、個室で1対1でじっくり話すことにすごく苦痛に感じてしまうこともあります。
この場合、なぜ1対1の会話だと苦痛に感じるのか?苦痛に感じる時、その人にどんな感情や現象がおこっているのか?を知る必要があります。
カウンセリングではこのようにして、ご相談者の方から丁寧にヒアリングして本質的な問題や悩みを捉えていきます。
気持ちを安定させる薬を投薬しておわり、という西洋医学的なアプローチではなく、ご相談者が本当に悩んでいることに焦点をあててカウンセリングをしていくので、根本的な改善につながります。
もし一人で悩みを抱えているのなら、人に頼ってくださいね。
人との対話から問題点や解決の方向性を見つけることができますよ^^
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