HSS型HSP専門のカウンセリングを
行っている伊志川さくらです。
今回は
”自分責めをしてしまうHSS型HSPさんが、
自分を好きになるための考え方”について、
私なりの考察をお伝えしていきます。
この記事を読むと、
自分責めをしてしまう理由がわかり、
自己理解が深まって、より自分を好きになれる方法がわかるので
ぜひ最後まで読んでみてください^^
では、まず結論です。
HSS型HSPさんが自分責めをして
苦しくなってしまうのは、HSS型の特性にあります。
それが
・客観視が上手なこと
・自分の基準値が高いこと
です。
この2つの特性は活用の仕方次第で、
良いものにも、よくないものにもなります。
たとえば「客観視が上手」というのは、
冷静に物事を分析できたり、
人の気持ちを察したりする力にもなりますよね。
「自分の基準値が高い」というのも、
向上心がある、ストイックで努力家、
という意味ではとても素晴らしいことです。
でも、これが「自分に向けたとき」に
話が変わってくるんです。
客観視ができすぎて「自分にダメ出し」
HSS型HSPさんは、
自分を“ひとりの人間”というより、
“観察対象”のように見てしまうことがあります。
「なんであのとき、あんなふうに言っちゃったんだろう…」
「もっとちゃんとできたはずなのに」
「他の人ならもっと上手くやるよね」
と、自分を俯瞰して、
つい厳しくジャッジしてしまうんですね。
つまり、
“客観視”が“自己否定”に変わってしまうのです。
高すぎる理想に、自分が追いつけない苦しさ
もう一つの「基準値が高い」も、
自分責めの大きな要因になります。
HSS型の特性として、
「もっと良くしたい」「もっと成長したい」という
前向きな欲求が強い方が多いです。
でもその“もっと”に、自分が追いつけないとき。
または、自分の成長に気づけていないとき。
「またできなかった…」
「こんなレベルじゃダメだ」
「こんなんじゃ誰にも認められない」
と、まだ成長途中の“今の自分”を
否定してしまいやすいんです。
本来は“未来に向けたエネルギー”だったはずが、
気づけば“今の自分を責める刃”
になってしまっている…。
これがHSS型HSPさんの、
自分責めのメカニズムです。
自分責めから抜け出すためにできること
では、どうしたら
このループから抜け出して、
「自分を好き」になれるのでしょうか?
私が大切にしているのは、この3つです。
① 客観視を「優しいまなざし」に変える
自分のことを客観的に見るクセはそのままでOK。
でも、その視点を「ダメ出し視点」ではなく、
「見守る視点」に切り替えるんです。
たとえば、
「今日もがんばってたな」
「ちょっと疲れてたから、うまくいかなくても仕方ないよね」
「次はこうしてみよう」
そんなふうに、
やさしいお母さんのような視点で自分を見てみてください。
② 自分の“今”を認める
「まだまだ」じゃなくて、
「ここまできた」って見てあげること。
基準値が高いのはあなたの強みですが、
今の自分に〇をつけられないと、
どこまで行っても満たされません。
だからこそ、
「今の自分もOK」と言える練習も大切ですね。
最初は慣れないけど、
少しずつ、自分の“できてること”にも
目を向けてあげてくださいね。
③ 「自分責め=悪いこと」じゃないと知る
実は、自分を責めてしまうのって、
本当は“良くなりたい”という願いの裏返しなんです。
だから、責めてしまう自分も、
ある意味では「あなたの味方」だったりする。
「また責めちゃったな」→「それだけ、自分に期待してるってことなんだな」
そうやって、自分責めすらも、
やさしく受け止めていけたら、
それだけでラクになりますよ。
まとめ
HSS型HSPさんが自分責めしてしまうのは、
「客観視の高さ」と「理想の高さ」にあります。
でもそれは、見方を変えれば、
あなたの大きな強みです。
その力を「自分を苦しめる道具」にするのではなく、
「自分を育てるまなざし」に変えることで、
今よりもっと、自然体のあなたを好きになっていけます。
焦らず、少しずつ。
“やさしい視点”で、自分を見守ってあげてくださいね。
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