HSS型HSPさんは、
物ごとを深く感じ取り、
周りの変化にもすぐに気づける、
とても優しい感性を持っています。
その分、
日常のちょっとした出来事が心に引っかかったり、
モヤモヤしやすかったりしますよね。。
でもその“生きづらさ”は、
あなたの性格が原因ではありません。
実は、
事実そのものに、
そっと“思い込み”がくっついてしまうことが
大きく影響しています。
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もくじ
「事実」と「思い込み」は本来は別のもの
毎日の生活の中には、いろんな“事実”があります。
・誰かから言われた言葉
・相手がした表情
・仕事や家事の出来事
これらは本来ただの出来事です。
良い・悪いもついていない、シンプルな「事実」。
でも HSS 型HSPさんは感受性が豊かだからこそ、
そこに 自分の気持ち・過去の経験・不安 がそっと重なって、
“思い込み”という形で意味づけをしてしまうことがあります。
そして、その思い込みが心の揺れやモヤモヤにつながっていきます。
【事例】友だちからの返信が遅いとき
ひとつ、よくある場面をお話ししますね。
●事実
友だちから LINE の返信が1日こなかった。
それだけ。
●そこにくっつく「思い込み」
・怒らせたのかな?
・私、変なこと言った?
・嫌われちゃったかもしれない…
気づくと胸のあたりがぎゅっとしたり、
気持ちが落ち込んだりします。
でもこれは“事実”ではなく、
あなたの心が丁寧に作り出した「思い込み」。
実際は…
・忙しくて返信できなかった
・疲れて寝てしまった
・返そうと思って忘れてた
・ただタイミングが合わなかった
こんな理由のことがほとんどですよね。
事実は「まだ返信が来てない」という一点だけ。
そこに気持ちが意味づけをしてしまうことで、心が揺れるのです。
これを聞いて
「そんなの知ってるよ~」って思う人も
多いかもしれません。
だけど、意外と多くの人が
無意識に「思い込み」をあなたかも事実のように
捉えてしまって
生きづらくなっているんですよね…><
じゃあ、どうしたらいいの?
①まずは「どんな思い込みが生まれた?」と気づいてあげる
大切なのは、いきなり変えようとしなくて大丈夫、ということ。
モヤモヤしたり、心が大きく揺れたときに、
そっと自分に問いかけてみてください。
「今、どんな思い込みが浮かんだんだろう?」
・〇〇な自分は恥ずかしい、って思ったな
・〇〇ができないのはダメだ、って思ったな
・Aさんから嫌われているんじゃないか…と思ったな
これら全てが「思い込み・捉え方」なんです。
そして、この“気づき”が、あなたの心を軽くするきっかけになります。
責める必要も、正そうとする必要もありません。
ただ気づくだけで、もう一歩進めていますよ^^
②次に同じような出来事が起こったとき、別の視点もそばに置けるようになる
思い込みに気づけるようになると、
次に同じことが起きたとき、
「ほかの理由もあるかもしれないな」
「相手の事情かもしれない」
こんなふうに “別の見方” がふっと浮かびやすくなります。
それが、思い込みがゆっくり優しく変わっていく始まりです。
無理にポジティブにならなくていいし、
いきなり思考を変える必要もありません。
「他の可能性もあるよね」とそっと心に置く。
それだけで、世界の見え方が少しずつ柔らかくなっていきます。
思い込みは、あなたの心を守ろうとした証
思い込みは悪いものではありません。
繊細で心の細部まで感じ取れるあなたの“防御システム”です。
だから、否定したり無理に消そうとしなくても大丈夫。
少しずつ、
“気づくこと”と
“別の視点を置くこと”
を続けていけば、心はゆっくり軽くなっていきます。
あなたの感性は、そのままで優しいまま。
ただ、生きやすくしていく方法を、これから一緒に見つけていけたらと思います^^
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