こんにちは。
心理カウンセラーの伊志川さくらです。
今回は
親から普通に育てられたのに
自己肯定感が低い大人になる理由について
書いていきますね。
「自己肯定感」と「親の育て方」って
よく関連づけられていますよね。
だけど
「親からは大切にされて育った」
「家庭内では、何も不自由なく過ごしてきた」
という人でも、
自己肯定感が低いまま大人になっている人も
少なくありません。
実際に私も
何の問題もなく
親から育てられたと認識しているのですが
自己肯定感は低かったです。。><
どうしてそうなったのか?
私の事例をもとに解説していきます。
・自己肯定感が低く育った要因と
・これから自己肯定感を高めるにはどうしていけばいいのか?
をお話していくので
ぜひ最後まで読んでください^^
もくじ
不自由のない家庭で育ったのに、自己肯定感が低いのは…
私が
自己肯定感の低い大人になった理由は
ズバリ
「親(私の場合は、特に母親)の自己肯定感の低さ」だと思う。
親の自己肯定感の低さが
その態度や発言に反映されていて
それを見て育った子供は
無意識に同じような自己肯定感の低さをもつようになる。
特にHSP気質があり
物事を深く考えたり、深刻に受け止めたり
相手に気遣いができる人なら
なおさらその影響は強いと思う。
私の母について書くと
母は常識があり
ヒステリックに怒りだすこともなく
比較的穏やかな性格の人でした。
感情的になって
一方的にひどく怒られたりした経験もないし
叩かれたこともない。
性格も明るいし
本当に普通のいいお母さんだと思っていました。
だけど
私が小さい頃から
母に(父にも)悩みや不安を
共有したり相談することができなかったんです。
なぜなら
母に悩みを相談しても
私の気持ちに共感はせずに、むしろ
私の不安を、不安で返してくるからです。

どういうことかというと
例えば
私が「今日、〇〇ちゃんから、背中たたかれた」
って言うと
母が「それで、言い返したの?」
「何で言い返さないの?」「また、たたかれるで!」
みたいに返されていました。
私は
その母からの返しを聞いたとき
私が責められているような気持ちになりました。
「言い返さない私が悪い」みたいな。
もし母が自己肯定感が高ければ
私を責めるのではなくって
まずは私の訴えを一旦受けとめてくれてたと思うんです。
「そっか。それはつらかったね」みたいに。
でも実際には
そんな風に寄り添っててくれた記憶は
ほとんどなくって。。
本当は
母も自分の娘が友達から叩かれたことに
ショックを受けていたと思うんです。
でも、
母自身が自分を責めるクセがあったり、
不安を受け入れるキャパがなかったりして、
ショックの矛先を
違う形に変えて私に向けていたんだと思います。
私は本当は母から
まずは
「それは痛かったね…」
って共感してほしかった。
だけど、
小さい頃、ほんの数回だけ
私の悩みや不安を言った時には
母からは”暗に私を非難するような”発言があったから
もうそれから私は、
親に不安や悩みを共有するのを
一切やめました。
だって、
遠回しにでも
「私が悪い」って言われると
自分がつらくなるだけですもん。
心を閉ざしてしまうのも当然だと思います。
そして不運なことに
その頃から「自分を責めるクセ」が
ついてしまったんです。。
おまけに
・人に頼れない
・人に助けを求められない
・自分一人で限界まで頑張る
っていうクセもついてしまいましたね。。><
他にもエピソードがあるのですが
暗い話になってしまうので
このへんにしておきます笑
些細なことでも子供の心は傷つくことがある。
要は何が言いたいかというと
親から普通に育てられたと自覚があっても
自己肯定感が低い大人になってしまうのは
幼少期からの親からの態度・発言で
心が傷ついていたり、
親の価値観を無意識にインストールしてしまっているかも。
ってことです。
で、これって
「私が自信をもてないのは
そんな親に育てられたせいだ!」って
決して言いたいわけじゃないです。
親なりに
その当時にできるベストを尽くして
育ててくれたと思います。
私たちが
今を一生懸命生きているように。
で、私は
「そういえば、
私が人に弱みを見せれないのって
この経験があったからかも。。」
って気づいたことで
自分の特性を客観視できるようになったんですよね。
”あ、そっか。
私、母に不安を言うと不安で返されていたから
もう人に不安は言わない。
ってあの当時の私が決めたのかも。”って。

それが合っている・合っていないに関わらず
どんな経験があったんだろう?って
過去を振り返ることで
・当時の自分の気持ち
・本当はどうしたかった
・本当はどうしてほしかった
などの本音ベースの感情がでてきます。
例えば私の場合なら
・本当は100%私のことを
受けとめてくれるお母さんに
もっと不安とか悩みとか
相談したかった。
・ただただ
「そうなんだ」「そっか」
「つらかったんだね」って受けとめてほしかった。
・本当に本当に困ったときは
お母さんと一緒に「この問題にどう向き合ったらいいか?」
を考えてほしかった。
一人でずっと悩んで一人で耐えたくなかった。
こんな感情がでてきました。
ここで大切なのって
この本音の気持ちを
今の自分が認めてあげることなんです。
「こんな気持ちがあるんだね(あったんだね)」って。
この本音を自分で認めていくことで
過去の心の傷が少しづつ癒されていきます。
今のあなたが過去のあなたにできること

それから
「私はこれからどうしていきたいか?」
を考えていきます。
例えば
・人に相談できる自分になりたい
・マイナス感情があるなら
信頼できる人に素直に表現できるようになりたい
・嬉しい楽しいなどのプラス感情も
もっと表現していけるようになりたい
こんな自分のwant toがでてきたら
それを一つでも二つでも叶えてあげると
自己肯定感が育っていきます。
本音を満たすことで
親から無意識にインストールした
価値観から少しづつ脱却していくことができます。
大人になった私は
自分で生き方を決められる。
もう、「私は自由」って感じです笑
今回の
普通に育てられたのに自己肯定感が低くなるって
お話は、思い当たる人が多いんじゃないかなって思います。
必ずしも全ての自己肯定感の低さが
親子関係に結び付くってわけではないですが
一度振り返ってみると気づきがあるかもしれません^^
これからのあなたの人生に活きる
気づきとなれば嬉しいです!
【追伸】自己肯定感を育んで自分をもっと好きになりたい人へ
今回の過去の私のように
・自己肯定感が低いと感じていたり
・一人で限界まで頑張ってしまいつらい
・孤独を感じる
というお悩みがある方にむけて
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