あなたは次のような言葉を人からもらったとき、どんな反応をしていますか?
「〇〇さん、よくできているね!」
「〇〇さん、すごいよね」
50%くらいの人は「ありがとうございます」と答えて、あとの50%の人は「いえ、そんなことないです」と答えているかもしれません。
あなたはどっちですか?
どちらの反応をしても、実際にあなたの心の中で「そう言われて嬉しい♡やったね!」という気持ちがあれば気持ちは安定していると思います。
逆に「いや、まだまだ自分足りてないんで」と思っていると自分に対する充足感や満足感が足りないまま生きていることになります。自分の「足りない部分」を見るクセがあるので、いくら努力しても満たされないまま永遠に「まだ足りない」と悲観的になってしまいます。
できれば人からの褒め言葉を素直にうけとって、且つ自分で自分を認めながら生きたいですよね^^
今回はそんな自分にちょっぴり厳しいあなたへむけて、自分で自分を認められるようになる考え方をお伝えしていきます。
これができると他人と比較しなくなり、自分のペースで自分を成長させることができるようになります。
ぜひ最後まで読んでいってください~♪
あなたの判断基準はどっち?
あなたが自分で自分を認める時、主に次の2つの判断基準で行っています。
どっちか一つがメインの場合もあるし、二つとも半々くらいで判断基準にしている人もいます。
(※どちらがいい・悪いとかは一切ないです。今のあなたの特性と捉えてくださいね^^)
①外的基準
・人から褒められた時、人から評価された時に判断する
・営業成績、順位などの数字、データであらわされる時(支店で1位など)に判断する
➁内的基準
・自分の感覚で「できたな」「これでいいな」と判断する
実は人から褒められても素直に受けとれない人に多いのは、「内的基準」にこだわりすぎている人です。
内的基準にこだわりすぎている人は、自分の中の基準値に沿って絶対的な自己評価をしています。
つまり他人からいくら評価されようが、数字やデータで表されていようが、自分の基準値をクリアしていないと「不満足」「まだまだ足りていない」になるのです。
こういった方は、向上心が高く自分の中の基準値が高い人が多いです。
だからこそ努力や行動をつみあげていけるというメリットもあります。あなたの行動やエネルギーの原動力になっています。
一方で自分の中に不足感を感じていると、失敗やメンタル不調が続いた時に
「やっぱり私ってできないんだ…」
「私は能力ないんだ」
ってガクッと落ち込んじゃうんですよね…><
最悪の場合には、一切の行動をやめてしまったり、自暴自棄になって積み上げてきたものを壊したりしてしまいます。
普段から色々と行動しているのにめちゃくちゃもったいない。
だから、内的基準にこだわりすぎる人はどうしたらいいのか?をこれからお伝えしていきますね。
満足できる自分の基準値を知ろう
基準値が高い人の中で「そもそも、どの程度の基準なら自分は満足するか?」を把握していない人が多いです。
際限なく上を漠然と目指している人や、天井を突き抜けて雲の上までのレベルまで行きたいと考えている人もいるかもしれません。
でも、正確にはどの程度の基準値になったらあなたは満足と感じますか?
例えば会社員で事務職をしているなら
・毎日定時内で仕事を終わらせて帰宅できる効率性
・1年間全くミスせずに仕事をこなす
会社員で営業をしているなら
・セールスの成約率100%
・取引先の人全員と良好な関係性をつくる
など。これらは一例ですが、少し難しそうですよね。
改めて「自分がどこまでいけたら満足か」を考えてみるとなかなか出てこないという人もいると思います。
また「このレベルまでいけたら満足」と把握できている人も、その基準値がいささか高く設定されているのではないでしょうか。
自分に厳しい人はこのレベルまでいけていないから「もっと努力しなきゃ!」「自分はまだ足りていないんだ」とさらなる行動をします。一方で、高い基準値だとそこまで到達するのに時間がかかるので、「できていない自分」「まだまだな自分」でいる時間が必然的に長くなってきます。
これが充足感や満足感を得られない原因なんです。
じゃあ、どうしたらいいのか?をお伝えしていきます!
自分の基準値を思いっきり下げよう
これです、これ。もう、これしかないです。
自己評価の基準値を下げるんです。
自分に厳しい人は、はじめのうちは抵抗があるかもしれません。「もっと努力したいのに、基準値を下げるなんて…モチベ下がるじゃないか」って思っちゃいますよね。
でも、実際に小さな基準値をクリアしていくと「あれ、私ってできてるじゃん」って感じられるようになります。
例えば会社員の事務職をしているなら
・今日絶対しないといけないタスクは終わらせれた
・昼休憩をきちんととって休むことができた
・報連相がきちんとできた
こんな感じで普段できていることを基準値の一つとしていくと、できたことって沢山ありますね。
こんな小さなことでもあなたの基準値として設定していくことで「できた」「できている自分」「すごい自分」と認識していけます。その際は「これできたなぁ、私」と細かく自分を認めてくださいね^^
普段何気なくできていることも基準値の一つにしてみてください。だって、できているんですもの。
これを積み重ねていくと自分自身で充足感や満足感を感じられます。それに自信もつきますね^^
そうなると人からの褒め言葉も「ありがとうございます♡」って素直に受けとれるようになります^^
自分自身が満たされて、自分を認められて、人からの称賛も素直に受けとれたら、どんなあなたになっていそうですか?イメージするだけでちょっぴりワクワクしますね^^
今回の記事を参考に、基準値を少しさげて、できていることをたくさん見つけてもらえると嬉しいです!