今回は、人からの依頼を断れなくて困っている方にむけて書いていきます。
本当は断りたいのに、「NO」が言えない。。
「やりたくない」「行きたくない」という自分の意志はわかっているんだけど。。。
あとは、断るだけの状態。だけど言えない。
実際には、
「ごめんなさい。今回は参加できないんです」
「お断りさせていただきます」
と伝えるだけでお断りできますよね。
でも、それがどうしても言えないんですよね><
そのモヤモヤした気持ち、私も同じだったので心から共感します。
実は、断れない主な原因の一つは、断る理由がとっさにでてこないからです。
特に、言語化が苦手で話すスピードもゆっくりな方は、断りたくても、うやむやになって引き受けるといった状況があるのではないでしょうか。
シチュエーションや相手によりますが、次のような会話になることはありませんか?
Aさん「明日、飲み会いこうよ!」
あなた「え、、(本当は行きたくない)。う~ん。ちょっと行けないかも」
Aさん「え、何で?なんか用事あるの?どんな用事?」
あなた「え、それは…。」
このままAさんに強引に連れていかれそうですよね><
とっさに頼まれたり、誘われるときは、「断る理由をどうしよう」「こんな風に言ったら相手が気が悪くするかも」って考えちゃって断る理由が言えないまま、結局しぶしぶOKしてしまった時ありませんか?
そんな時の対応策をお伝えしますね。
状況や相手との関係性によって対応策が変わってくるので、あなたに合った方法を見つけてみてください^^
①本当の理由を伝える
相手に本当の断る理由を素直に伝えることです。
先ほどの飲み会の例だと、「あまり気乗りしなくて…」「飲み会とか、実は苦手なんだよね」など。
ポイントは、「自分」を主語にして、自分の気持ちを伝えることです。
なぜかというと、自分の気持ちは、自分以外の人がコントロールできないからです。
あなたの感情や考えは、あなたにとって事実なので、伝えられた側は「そっか」と認めざるをえなくなります。
そして、あなたは本音を伝えているので相手はあなたのキャラを理解してくれるようになります。
本当のあなたの気持ちを表にだしていくことで、それ以降の付き合いがどんどん楽になってきますよ。
➁断る時の練習をしておく
相手との付き合いが長くなれば、相手がどんな時に、どんな感じで、どんな頼み方をしてくるかがある程度つかめている場合があります。
そんな時は、事前に断る練習をしておくのがおススメです。
練習の方法は、目の前に相手がいるとイメージして、相手にお断りの言葉を伝えます。
相手を目の前にイメージすると、相手がどんな言葉を返してくるか予想がつく場合は、それに対する返信の練習もしておきます。
イメージでも、練習しておくのとしないのでは実際の会話で気持ちの余裕が変わってきます^^
➂とりあえず「NO」を言って、理由はあとで考える
先にお断りをして、その後の会話の流れに身を任せます。
会話の内容によっては、相手にお断りしてもそれ以上ツッコんで聞いてこない人もいます。
「まずは断ること」と目的として、お断りしやすそうな相手から始めてみてください。
何度か断ってみると、「意外に断れるんだ!」「断ってもいいんだ」と思えてくるようになります。
理由がでてこない時は、「ごめんなさい、事情があってどうしても無理なんです」と伝えると相手はある程度察してくれる場合が多いです。
いかがでしたでしょうか。
イヤな事に対して「NO」を伝えることで、あなたの大切な時間・体力・気力をムダに消費してしまうことがなくなります。
まずは家族や知人など、気心しれた相手から”小さなお断り”をする練習からはじめてみてくださいね。
あなたの人生が、より彩りあふれた時間になりますよう、心から応援しています^^