「もしかして、私ってHSPかな?」
「何か判断基準になるものないかな?」
自分はHSPじゃないかな?と気になるあなたに、HSPさんの4つの特性について書いていきます。
まずはあなたの現状を知ることが、生きづらさ解消の初めの一歩になります。
今回参考にしたのは『生きづらいHSPのための自己肯定感を育てるレッスン』を読んで、その中に記載のあったHSPに必ずある4つの特性を紹介します。
HSPに関する本を出版している、エレイン・アーロン博士がいうには、
HSPの根底には次の4つの特性があり、4つのうち1つでも当てはまらないなら、おそらくHSPではないといわれています。
①深く処理する
➁過剰に刺激を受けやすい
➂全体的に感情の反応が強く、特に共感力が高い
④ささいな刺激を察知する
それでは一つ一つみていきましょう。
HSP特性①深く処理する
これは「常に考え事をしている」とも言えます。
頭の中にある膨大な情報の引き出しを開いては閉じてを繰り返しています。
ずっと辞書を引いているような感覚です。
具体的には・・
・妄想がひたすら広がる
・常に最悪を想定して行動する
・相手の反応を見て自分のせいだと思いがち
・今日あった出来事、明日のことを延々と考える
などがあります。
HSP特性➁過剰に刺激を受けやすい
①の影響もありますが、
深く考えるからこそ刺激を受けやすい性質です。
具体的には・・
・10のことを100と受け取る
・キャパオーバーになりやすい
・人から少しでも指摘されるとずっと気になる
・感動しやすい、涙もろい
・図書館での声や物音がすごく気になる
・チクチクする素材を着ると落ち着かない
・薬の副作用がでやすい
会社員の方は、人の大きな笑い声や、書類を整えるときの音がすごく気になったりします。
”五感が鋭く繊細”なのも、HSPの特徴の一つかもしれません。
HSP特性➂感情反応が強く、共感力が高い
人に起こっていることを、自分に起こっているかのような疑似体験をしやすい特性です。
例えば・・・
・人が怒られていることを自分のことのように感じる
・ピリピリした職場やイライラしている人がいると息が
詰まる感じになるくらいつらい
・人を平気で傷つける人がいると怒りがおさまらない
・映画やニュースの映像やセリフを受け取りすぎて、生活に
支障が出るくらい落ち込むことがある
HSP特性④ささいな刺激を察知する
他の人が気にならないような小さな刺激でも、気になる、負担になる。
そんな特性だと思います。
・天気、気圧の変化が体調にでる
・人の髪形、体調、ストレスの変化に気づく
・ささいなニオイに酔ってしまう
・四季の移り変わりなどの自然の変化にすぐ気づく
まとめ
いかがでしたか?
4つの特性をもう一度おさらいです。
①深く処理する
➁過剰に刺激をうけやすい
➂感情反応が高く、共感しやすい
④ささいな刺激を察知する
こういった気質は変えられないと言われていますが、後天的に身につけた「思考のクセ」は変えることができます。
まずは、あなたがどの特性でどんなお悩みがあるのか、現状把握からはじめていきましょう。
一人で難しい場合は、親しい人やカウンセラーを頼ってくださいね。
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