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私は社会人になってから精神性発汗という症状に悩まされてきました。
精神性発汗とは、暑くもないのに緊張で汗がでてくる症状のことです。
今回は、私が実際に経験した悩みをシェアしていきます。
同じように悩んでいる方へむけて、
「悩んでいるのは、あなただけじゃないよ」
「今の苦しみは続かないよ」と伝えたいです。
精神性発汗のきっかけは観察力の鋭い専務との会話でした
元々私は汗かきなタイプで、さらに対人不安も抱えていました。
そして、転職して三社目の会社で、汗の症状がでてくるようになったのです。
きっかけは、当時勤めていた会社の専務、60歳過ぎの元凄腕営業マン。
顔はイケオジ、性格もピシッと統率をとって部下をグイグイ引っ張っていくタイプでした。彼には、観察力が鋭くて、人の本質を見抜く力がありました。
だから、彼と接するとき、私は緊張感を感じていました。
入社して6ヵ月が過ぎた頃、専務から「ちょっと、さくらさん」とよばれてミーティングテーブルに座りました。その時の話はたわいのないものだったと記憶していますが、その時の彼の私の表情をじっくり観察する視線で私は体が硬直したのを覚えています。
そして、”カッ”と顔が熱くなる感覚がありました。
当時は、転職して間もない頃だったので仕事も不慣れでした。また、事務職だったので一日の中で人と話す機会が限りなく少なかったのも、精神性発汗を誘発させる要因になったんだと思います。
その時からです。精神性発汗の症状がはじまったのは。
それ以降、専務と少し長く話す時は、鼻の頭やその周辺に汗がじわっとかいているのがわかりました。
じわっと汗がでてくるのを感じると、さらに気が動転してしまい、それからはもう彼の話の内容が頭に入ってこなくなりました。そして、ひどい時には、頭皮から汗がでてきて額やこめかみから汗の粒が流れ落ちるくらいでした。
さすがに、これほど大量に汗をかくと相手に気づかれてしまいます。
「汗かいてるけど、、大丈夫?」と聞いてくれる時もありましたが、さすがに会話するたびに汗をかいていると相手も”さくらさん、緊張してるんだろうな”と思われています。
それを想像しただけで、私は、心底やるせない気持ちになっていました。
「あぁ…もうここから消えたい。恥ずかしい」
「顔に汗をかいているところを、人に見られたくない…!」
さらなる悪夢の始まり
そこからが、さらなる悪夢のはじまりでした。
上司や先輩と仕事の話をするときでも、この精神性発汗の症状がでてくるようになったのです。
相手から自分の顔を見られるのが不安で、目をあわせられなくなったり、自分から話しかけないといけない時は、わざと手元に資料を用意しておいて、会話中は資料に相手の視線がいくような会話の流れを意図的につくっていました。
その頃は、もう人から話しかけられるのが「恐怖」でした。
「一日誰とも話さなくてもいいから、この精神性発汗の症状だけはでないでほしい」と願いながら会社へ行くも、自分のデスクに人が近づいてくる気配を感じると動悸がするようになっていました。
そして、案の定、人から話しかけられると、緊張汗センサーが発動して顔からじわっと汗がふきでてきます。。
当時は、定時の17時になると、毎日会社から逃げるように自宅に帰っていました。
自宅に戻っても、その日にあった汗をかいてしまったシーンが鮮明に頭の中にフラッシュバックしてきます。それと同時に、「どうして自分はこんな悩みを抱えてしまったのか…?」と、どうしようもできない自分に苛立ち、自己嫌悪に陥り、自分を責め続けていました。
「汗さえでなかったら、普通の会社員生活を送れたのに…」
この言葉を何度つぶやいたか数え切れません。
その頃は予期不安もでてきはじめて、汗をかく状況にない時でも、汗をかくことへの不安を感じるようになったのです。
「明日のミーティングで汗かいたらどうしよう」
「午後から1対1で面談することになったらどうしよう」
こんな不安が頭から離れなくなり、憂鬱な気分で毎日を過ごしていました。
ひどい時には、動悸もするようになり鬱っぽい状況に。。
「汗を止めるためなら何だってやる」
当時は本当にそんな心境でした。
海外から輸入した強めの制汗剤を顔に塗布したし、国内の頭皮汗をとめるスプレーも購入したし、極端に水分摂取を減らしたり、真冬でも薄着をしたり、胸部にバンドを巻いて汗を止めようとしたり…。
インターネットで調べてでてきた対処法を片っ端から試していました。
結果は、ある程度の効果があったものもありましたが、やはり一時的な対処法。
「この制汗剤、永遠に塗布し続けるの?」と途中でうんざりしてきて、顔肌のコンディションも悪くなり怖くなってきたんです。
「自分の肌や体を傷めつけてまで、汗をとめなきゃいけないの?」と自問自答を繰り返していました。
当然、制汗剤などは薬品なので、少なからず副作用があります。しかもそれが顔の肌なら、10年後、20年後の自分の顔に影響が及ぶなら本末転倒です。
そんな間にも、自分の自己肯定感がどんどん下がっていってることにも自覚がありました。
「このままじゃ、ダメだ…」
私のこれまでの頑張りの方向性は、私にとって間違いだったことに気づきました。
それからは、一時的ではなく永久的な解決方法を探し続けました。
そこで気づいたことがあります。
「やっぱり、本当の原因は心の問題なんだろうな」ということです。
汗も自分の一部として受け入れられるかで勝負が決まる
つまるところ、汗も自分の一部として受け入れられるか否かで勝負が決まります。
「汗をかいてはいけない」と汗をかくこと自体を否定したり、汗を隠そうとすればするほど、症状が悪化していくのです。
私の場合は、汗の悩みだけでなく他の自分のコンプレックスも受け入れられず、人にその弱さを見せられなくて必死に隠しながら生きてきました。
「惨めな姿を見せたくない」
「弱い自分を見せてはいけない」
「完璧な自分でいなきゃいけない」
こんな気持ちで心が支配されていました。
だから、少しでも汗がでてくると、ものすごい勢いで焦りはじめて汗に全意識がむいて、人の話が頭に入ってこなくなっていたんです。汗に意識がむいているから、余計に汗がでるという、まさに悪循環のループに陥っていました。
そこに気づけてからは、汗も自分の一部として受け入れようと気持ちを切り替えていきました。
もちろん、今まで汗を否定することが習慣でしたので、簡単にはいきませんでしたが、粘り強くありのままの自分を受け入れるワークやそのための時間を日々の暮らしの中に取り入れました。
嘘のように聞こえるかもしれませんが、汗を受け入れていくことで、汗を見られても不安や恥ずかしさが減っていったのです。私は元々汗かき体質なので、今後も汗を一切かかないということは決してありません。人前でプレゼンする時や、冬でも暖房がきいている店内などでは、多少は汗がでてきます。それでも、汗をかいた後の不安感は以前とは比べ物にならないくらい楽になりました。
こういった成功体験を何度かしていくうちに、予期不安がなくなり、人との交流も自然とできるようになってきました。ついには、穏やかな気持ちで毎日を過ごせるようになったのです…!
ここまで読んでくださったあなたは、もしかすると精神性発汗を治したいと切に願っているかもしれません。
汗の悩みは人目についてしまうので、本当に深刻ですよね。汗の悩みがない人には、恐らくわかってもらえない悩みかもしれません。
一経験者の私からお伝えしたいことは、その悩みは克服できる、ということです。
もし「一人では無理そう」と感じられたなら、いつでも私を頼ってください。
同じ悩みを経験した仲間として、あなたのその苦しみを一人で抱えこまず共有してくださいね。
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「汗の悩みがない世界」では、本当に心穏やかに過ごせますよ^^
最後までお読みくださり、ありがとうございました。