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「相手の機嫌が悪いのは、私のせいだ」
「私なんて、会社で足手まといになっていて…先輩や上司に、本当に申し訳ない」
あなたは、普段こんなことを思っていませんか?
そんなあなたは無意識に自分を責めてしまって、苦しくなっているかもしれません。
自分を自分で責めてしまうと、自分の味方が誰もいないような気持ちになって、とってもしんどいですよね…。
でも、安心してください。
実は、自責思考はポジティブとネガティブの2種類あります。今あなたが苦しいネガティブな自責思考をしていても、それに気づくだけで、前向きでポジティブな自責思考に変えていけます。
ということで今回の記事では、ポジティブとネガティブの2種類の自責思考の違いについて書いていきます。
結論です。
ポジとネガの自責思考の違いは、”自分に対する言葉かけ”です。
まず「自責思考」と言う言葉の意味を調べてみました。
「自責思考」とは 何か物事が起こった時に、自分自身に問題があると捉える考え方です。
(Google検索)
つまり、”出来事の結果”を受けた後に「私が悪いんだ」と捉える考え方ですね。
ミスした後にどんな気持ちになっている?
ちょっとここで、イメージしてください。
あなたは会社で営業事務として働いています。あなたがサポートする営業がお客さんへ持参するプレゼン資料を、あなたが代わりに作成しました。営業さんはそのプレゼン資料をもって、「じゃ、今日絶対契約とってくるから!」と言って商談にでていきました。
その日の夕刻…
「ちょっと、君、このプレゼン資料の金額の数字、間違っていたよ!」
「お客さんから指摘されて、恥をかいたじゃないか!おまけに、失注したじゃないか!」
と、外から帰ってきた営業があなたに声を荒げて伝えます。
さて、あなたはイメージ上でどんな気持ちになりましたか?
「申し訳ない…。あぁ、もうこの営業さんからは信頼されないだろうなぁ…」
「もう会社辞めたい。明日から会社にいきたくない」
もちろん、営業から指摘をうけた直後は誰でもこんな気持ちになると思います。
では、その後はどうでしょうか。
さて、ここからがポジティブとネガティブな自責思考の分かれ道になります。
ネガティブな自責思考:自分のミスを責めて落ち込み続ける。ミスしたことを大ごとのように捉えてしまう。
ポジティブな自責思考:プレゼン資料作成の過程で自分ができたことを探す。今後、どんな風にしたら同じ間違いを防げるか考える。
ネガティブな自責思考だと、こんな言葉かけになります。
「なんで、自分はあんなミスしちゃったんだ。自分はダメだ」
「他の人からも、私は仕事ができないって思われてるよね…」
「あーもう、会社の人に会いたくないよーー」
一方でポジティブな自責思考の言葉かけは、こんな感じです。
「金額の数字はミスしたけど、それ以外の部分はちゃんとミスなくできてるよね」
「私も一生懸命、資料作成していたし、やれることはやったよね」
「次回からは、先輩にも資料を確認してもらおう」
※自分のミスはいったん認める→自分でできた部分を探して褒める→次回どんな風にすればいいか考える
ポジティブな自責思考に変えていくには
まず、ネガティブな自責思考に陥っていることに気づくことです。
悪いことはぐるぐるとずっと考えてしまうクセがあります。
ですが、ずっと考えていてもその時間は生産的ではないし、あなたの貴重な時間をムダにしかねません><
【ポジティブな自動思考になるためのステップ】
(1)ネガティブな自責思考に気づく
(2)「もしかしたら、こんな捉え方もできるかも」と考えてみる
(3)目の前の出来事の中でも、自分が”できたこと”に着目して自分をほめる
このステップを踏むことで、徐々にポジティブな自責思考に変わっていきます。
初めは小さく意識することからでいいです。
日常で、「あ、私ネガティブな自責思考にはいっているかも…?」と感じた時は、ポジティブな自責思考に変われるチャンスです!^^
少しづつ生きづらさを解消していきましょう!