「考えすぎて頭がパンクしそう…」
「常に考え事をしていて、集中できない!」
あなたの頭がネガティブぐるぐる思考になっているのは、複数の悩みを抱えているからかもしれません。
一つの悩みが解決されていない状態で、新しい悩みが追加されていく。
まるでジェンガのように、積み重なっては不安定になり、ある日ガラガラと崩れてしまう。
「でも、どうしたらいいかわからない。考えるのも面倒くさい。」
もしそんな状態から抜け出せたら、朝の目覚めはどう変わりそうですか?
今回の記事では、複数の悩みがこんがらがってしまっている頭をスッキリさせる方法についてお伝えします。
結論を言うと、整理整頓するように悩みを分類することでかなりスッキリします。
詳しく説明していきますね。
抱えている悩みを全て書き出す
複数の悩みがある状態は、頭の中でずーーっとジャグリングしているようなものです。
未解決の問題が、頭の中で現れては消えて、現れては消えてを繰り返しています。
まずはあなたが何で悩んでいるのか、頭の中にある問題を全て紙に書き出してみてください。
仕事、人間関係、プライベート、将来の不安、過去のトラウマなど、頭にうかんでくる悩みを視覚化していきます。
殴り書きで十分です。
これだけでも、だいぶスッキリしていきますよ。^^
それぞれの悩みを分類する
でてきた悩みを分類していきます。
キッチンの引き出しの片づけと同じように、大切なもの、使う頻度は低いけどなかったら困るもの、もらったけど全く使わないもの、みたいに分類していきましょう。
分類方法はこれから詳しくお伝えしますね。
重要度・緊急度のマトリックスに落とし込む
まずは、下記のマトリックスに、出てきた悩みを落とし込んでいきます。
重要度が高い・低い、緊急度が高い・低いの4つのマスがあるので、感覚で書き込んでいきます。
ここで注意点です。
重要度が高くて緊急度が高い問題(右上のマス)が、必ずしも真っ先に取り組むべき問題とは限らないということです。
重要度が高くて緊急度が低い問題(左上のマス)は、あなたにとって慢性的な長年の問題であるケースがあり、悩みの根っこが深いことがあります。こういった悩みが優先順位が高いケースもあります。
重要度も緊急度も低い問題(左下のマス)については、あなたが今取り組まなくても時間が解決してくれる問題かもしれません。
お悩みは人それぞれなので、マトリックス上に悩みを並べて客観的にみながら区別していきます。
自分でコントロールできるか否かに分ける
次は上のマトリックスに書いた悩みのうち、あなたが「解決したい」と思う悩みをぬきだします。
その悩みを、それぞれ次の3つに分けてください。
・自分でコントロール(解決)できる悩み ・自分でコントロールできない悩み ・人の助けが必要な悩み
自分でコントロールできない悩みとは、例えば、”地震がおきたら不安”や”65歳になった時、年金もらえなかったらどうしよう”といった悩みです。あなたがどれだけ努力しても、変えられない可能性が高い事象にたいする不安感などです。
人の助けが必要な悩みは、例えば、”会社で大きな案件を任されていてプレッシャーを感じている。同僚や後輩の協力が必要不可欠”な場合。あるコンプレックスを抱えていて、解消には専門家のサポートが必要な場合などです。
この時点で、「自分でコントロールできない悩み」は把握できたので、思い切って手放してみませんか?
番外編(対人関係):その悩みは事実?それとも想像?
内向型・HSPさんは人の表情や言葉をよみとったり、観察したり、深く考える傾向にあります。
気遣いや配慮ができたり、人を穏やかな気持ちにできたり、素晴らしい部分が本当にたくさんあります。
ただ、時としてこの特徴が自分自身を悩ませる種にもなってしまいます。
人からどう見られているか?を気にするあまり、生きづらくなる人も多いです。
対人関係での悩みに関しては、次の2つに分類してみてください。
あなたの悩みは、事実?それとも想像?
「会社の人から、〇〇と思われているんじゃないか」
「こんなこと言ったら、相手は傷つくかも…」
「あんなこと言ってしまった。もう自分は嫌われた」
相手が発言していない限り、これらは全て想像です。
そして、大抵の場合はこの想像は現実ではないのです。
あなたがどんなに時間をかけて悩んでも、相手の気持ちは変えられません。
だから、「あなたの気持ちを相手に伝えられる・聞ける関係性」をきずいたほうが対人関係のストレスは間違いなく減ります。
そんなコミュニケーション力を磨いてみませんか?
いかがでしたか?
読んで「ふーん」と納得するのと、実際に紙に書いて視覚化するのとでは、だいぶ違いがあるのでお時間がある時にぜひ取り組んでみてくださいね。
カウンセリングでは、自分の気持ちを相手に伝えるコミュニケーション力の向上セッションも行っています。
一人で不安という方は、お試しセッションであなたの気持ちやお悩みを相談してみませんか?
最後までお読みくださりありがとうございました。^^