こんにちは。
心理カウンセラーの伊志川さくらです。
今朝の息子とのちょっとしたやりとりから
感じたことがあったので備忘録として
書き記しておこうと思いブログを書いています。
自分の繊細な感じ方を客観的に捉えられた瞬間がありました。
「こんな風に過去の記憶とリンクして
癒しがおこるのか」と一つの参考として
読んでもらえると嬉しいです。
ではここからです↓
私には18歳の息子がいます。
毎朝6時30分に家を出るときに
息子のリュックを肩にかけてあげています。
(これは小学校のランドセルからの名残です笑)
息子の性格は温厚です。
人やモノに対して雑な扱いは基本的にしないタイプ。
でも今朝、リュックを肩にかけようと
リュックの紐を手渡ししたときに
息子が紐をとる手がほんの少し雑だったのです。
サッとパッととる感じ。
そして、そのまま家をでていきました。
おそらく他の人なら、なーんにも気にならない
瞬間だと思います。
けど、そこで私は
「あれ、、なんか気分悪かったのかな。。」
と少しの間考えていました。
そして、その考えの後には
私が息子の身になって今朝のことを
考えていました。
「息子がパッと紐をとったことで
あとあと時間が経過したことに
”お母さんに対して悪かったな…”って罪悪感をもってないかな。。」
と息子の気持ちについても少し心配になりました。
深く考える傾向のあるHSP気質の方なら
この思考回路について、共感くださる方も多いかもしれません。
(あ、ちなみに
私はこれらの思考を客観視しながら
考えているので、負の感情には飲み込まれません^^)
そしてその後
私が子供の頃の記憶も蘇ってきたんです。
<蘇った記憶>
↓↓
その記憶は、私が小学校2年生くらいの時のことです。
学校で必要な工作道具が翌日に必要なのに
家になくって、お母さんが手作りで作ってくれました。
他のクラスの子は、みんな購入した市販品なのに
私だけ母手作りの工作道具。。。
自分だけ人と違うものをもっている
子供の時の自分は、その母の手作り道具を
「はずかしい」「貧乏くさい」って思ってたんですよね。。
もちろん、市販品は買えなかったので
仕方なく学校でそれを使っていました。
恥ずかしい、貧乏くさいと思っていた
小2の私が感じたもう一つのこと。
それが「手作りしてくれたお母さんに申し訳ない…」
って切ない気持ち。
「そんな風(貧乏くさい)に思ってしまった私はひどいな。。」
そんな感情がこみ上げてきました。
==ここまで==
こんな記憶がよみがえった後に
私は改めて感じたんです。
「あー私こんな風に
お母さんの手作り道具にたいして
”こんなの恥ずかしい”って思った自分を
自分で罰していたんだなぁ」って。
私、こんな風にお母さんだけでなく
他の人にも、
・相手を傷つけたくない
・相手を悪く思ってしまう自分はダメ
って繊細に感じてきたなぁ。
って改めてじーーんと感じてきました。
そんな気持ちを感じていると
当時の”子供の頃の私”が
すごく愛おしくなってきて
小さな私に声をかけてあげたくなりました。
「優しい子だね」
「色んな気持ちを一人で感じてきたんだね」
って小さな私に声をかけてあげました。
(イメージの中の小さな私に、です)
その声かけを小さな私にすることで
温かい感情があふれてきて
癒されていく感覚になったんです。
この一連の流れが今朝の
息子が紐をパッととった動作から
うまれた思考と感情です。
こんな感じで気づき、癒しがおこる場合もある
ということを一つの参考として
ご覧いただけると嬉しいです^^