「このままでいいのかな」と思いながら、毎日がんばっているあなたへ
仕事はきちんとこなしているし、生活に困っているわけでもない。
それなのに、ふとした瞬間に、こんな気持ちがうかんでくる。
「私、このままでいいのかな…」
会社の福利厚生はいいんだけど、仕事にやりがいを感じられない。
なんのために、今の業務をやっているのかわからなくなる。。
そんなモヤモヤを抱えているHSS型HSPの方、きっと多いんじゃないでしょうか。
HSS型HSPって、本当にやっかいで、でも愛おしいタイプなんですよね。新しいことや面白そうなことに心がひかれる好奇心があるのに、同時に、刺激を人一倍受け取って疲れやすい繊細さも持っています。「やってみたい!」と「でも疲れそう…」が、頭の中でいつもせめぎ合っているんです。アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような感覚、と言えばわかりやすいかもしれません。
だから、「このままでいいのかな」と思っても、動けないまま時間だけが過ぎてしまう。私自身が、まさにそうでした。
私が38歳で会社を辞めるまでの話
私は38歳のときに会社を辞めて、独立しました。
でもそこに至るまでには、3年ほどの「悶々とした時期」があったんです。
どうしようかな。
私にできるのかな。
自信がないな。
毎日そんなことをぐるぐる考えて、でも決められなくて、また次の日が来る。その繰り返しでした。
結局、思い切って会社を辞める決断をして、今は「あのとき決断してよかった」と心から思えています。
なぜなら、今感じている幸せや充実感は、当時の日常の延長線上では得られないものだから。
ただ、誤解しないでほしいのですが、私は「会社を辞めましょう」とおすすめしたいわけではありません。 正解はひとつではないし、大切にしたい価値観は人それぞれ。会社に残って、働き方や関わり方を変えることで、ぐっと幸せになる人もたくさんいます。
私が伝えたいのは、辞めるか続けるかという「手段」の話ではなく、その前にある「考え方」の話です。
自己実現って、結局どういうこと?
自己実現と聞くと、「大きな夢を叶えること」「特別な何かを成し遂げること」というイメージがあるかもしれません。でも私は、もっとシンプルに考えています。
自己実現とは、
① 自分の現在地を知る
② 自分がどんな状態になれば幸せに感じるのかを知る
③ その状態に、少しずつ近づけていく
これだけなんです。
3年間悶々としていたころの私は、①も②もあいまいなまま、③の「どうやって動くか」ばかり考えていました。だから、答えが出なかったんですよね。
ここからは、HSS型HSPの私たちが、この3ステップを進めるうえで大切にしたい考え方をご紹介しますね^^
考え方1:モヤモヤは、あなたの本音が発しているサインかも!?
「このままでいいのかな」と感じると、「私、贅沢な悩みを持ってる?」「ただの甘えかな?」と自分を責めてしまう方がいます。
でも、HSS型HSPは好奇心が強いぶん、同じ環境にいると「もっと違う可能性があるんじゃない?」という内側からの声が、人一倍大きくなりやすいんです。
つまり、モヤモヤは「次に進みたい」というあなたの心からのサイン。まずはそのサインを、否定せずに受け取ってあげてくださいね。
考え方2:まず「現在地」を知る。評価はしなくていい
現在地を知るというのは、「今の自分は足りていない」と採点することではありません。ただ、事実を眺めることです。
たとえば、こんな問いを自分に投げかけてみてください。
- 最近、心が動いた瞬間はいつだった?
- 逆に、ぐったり疲れるのはどんなとき?
- 今の仕事で、「これは好き」「これはしんどい」と感じることは何?
- 一週間のうち、エネルギーが回復する時間はどのくらいある?
HSS型HSPの場合、「好奇心が満たされているか」と「刺激で疲れすぎていないか」の両方を見るのがポイントです。退屈で息が詰まっているのか、刺激が多すぎて消耗しているのか。そこが見えるだけで、モヤモヤの正体がぐっとはっきりしてきます。
考え方3:「やりたいこと」より「どんな状態なら幸せか」を考える
「やりたいことがわからない」という方、本当に多いです。でも、やりたいことが見つからなくても、まったく問題ありません。
おすすめなのは、「何をするか」ではなく、「どんな状態でいたいか」を考えることです。
- 朝、どんな気持ちで目覚めたい?
- 誰と、どんなふうに関わっていたい?
- 一日のペースは、どのくらいがちょうどいい?
- 好奇心を、どのくらい自由に満たせていたら嬉しい?
- そもそも自分は、どんな好奇心があるの?
私は会社員時代、「自分のペースで、心のままに動ける時間がほしい」という気持ちが、ずっと奥にありました。それに気づいたとき、「やりたいこと」が明確でなくても、進みたい方向は見えていたんだなと思えたんです。
幸せな状態は、人によってまったく違います。安定した環境で、プライベートを充実させることが幸せな人もいる。それも、立派な自己実現です。
考え方4:比べる相手は、他人ではなく「昨日の自分」
同期が昇進したみたい。
友人が転職して輝いて見える。
SNSを開けば、みんなキラキラしている。
比べてしまうのは、自然なことです。でも、他人の「見えている部分」と、自分の「全部」を比べても、苦しくなるだけなんですよね。
比べるなら、「去年の自分より、自分の気持ちを大切にできているかな?」というところで。それだけで、見える景色が変わってきます。
考え方5:はじめは「小さな実験」で動く
HSS型HSPが動けなくなる原因のひとつは、「全部を一気に変えなきゃ」と思ってしまうことです。刺激に敏感だからこそ、大きな変化は想像するだけで疲れてしまいますよね。
だから、小さな実験から始めてみましょう。
- 気になっていた講座を1回だけ受けてみる
- 月に1回、ひとりの時間を予定に入れる
- 副業や発信を、週に30分だけやってみる
- 信頼できる人に、モヤモヤを話してみる
実験なので、失敗してもOK。「やってみたら違った」も、立派な収穫です。小さな実験を重ねるうちに、「これは好き」「これは違う」が少しずつ見えてきて、③の「近づける」が自然と進んでいきます。
私が会社を辞めるという決断ができたのも、いきなり飛び込んだわけではなく、3年のモヤモヤの中で「自分はどんな状態が幸せなのか」を少しずつ確かめてきたからだと思っています。
最後に
自己実現は、特別な人だけのものではありません。「このままでいいのかな」と感じているあなたは、もう自分の人生を大切にし始めています。
答えを急がなくて大丈夫だし
正解探しもしなくて大丈夫です。
まずは今日、「最近、心が動いたのはいつだったかな?」と、ひとつだけ思い出してみてくださいね。そこから、あなたの“幸せな状態”への道がはじまります。
ひとりで考えるとぐるぐるしてしまうときは、誰かに話すだけで整理できることもあります。よかったら、私にもお話を聞かせてくださいね^^
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