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こんにちは、心理カウンセラーの伊志川さくらです。
この記事を読んでくださっているあなたはあがり症や精神性発汗などの社交不安症の症状でお悩みの方だと思います。(➡精神性発汗の詳細はこちらをクリック)
今回は、「苦手な場面で今日から試せる!緊張がへる考え方」をお伝えします。
今日から試すことができるので、その効果を実感してくださいね!^^
いきなりですが。緊張する苦手な場面に直面したとき、あなたは次のようなことが頭にうかんでいませんか?
・緊張して声が震えたらどうしよう
・相手からの視線が怖い…
・緊張して汗がでてきたらどうしよう
こんな考えがうかんでくるのは、当然のことです。なぜなら、これまでに経験してきた緊張する場面で毎回考えてきたことだからです。朝起きて歯を磨くのと同じくらい、あなたにとって、当たり前の習慣になっています。
苦手な場面で意識すること
今回は、この考え方を変えてみる実験をしていきましょう。
早速ですが、どう変えていくのかお伝えしますね。
それは、これまでの考えを、相手(または周囲の人)が少しでも嬉しくなる目標に変えていくことです。
そうすることで、あなたの緊張は確実にへっていきます。なぜなら、これまで自分だけに向いていた意識が、相手にむくことで、自意識がへり、さらに相手が少しでも嬉しくなるためにはどうしたらいいのか、に意識がむくからです。
ケース①人前でのスピーチが緊張しすぎる
例えば、あなたは人前でスピーチをするとします。
いつもなら、「緊張したらどうしよう」「うまく話せなかったらどうしよう」「汗がでてきたらイヤだな」と自分のことに意識がむけられていますよね。
それを、相手が少しでも嬉しくなるにはどうしたらいいかな?どんな目標をたてようかな?と考えてみてください。ここでのポイントは”相手が少しでも嬉しくなる”ことで十分です!
例えば
「相手にとって聞きとりやすくなるように、(私が)大きな口をあけてはっきり話そう」
「相手に特別感を感じてもらうために、相手の目を見ながらできるだけ笑顔で話そう」
などです。
目標は一つでOKです。複数設定すると、目標がぼやけてしまいます。
そして、その目標を意識しながら、スピーチをしていきます。「緊張したらどうしよう」「声が震えているかも」といった考えがでてきてもかまいません。そんな考えを静観しながら、自分がたてた相手が少しでも喜ぶ目標にむけて行動していきます。
ケース➁満員電車で汗がでる
もう一つの例としては、満員電車の中で汗がふきでてくるなどの悩みを抱える方のケースです。
満員電車で人との距離が近かったり、車内が蒸し暑かったりすると、汗がでてきますよね。。
そんな時に、「汗見られたらイヤだな…」と、どうしても自分の汗に意識がむいていまいます。
そんな時に車内の人が少しでも嬉しくなるような目標をたてることをおススメします。
例えば
「通勤電車で暗い顔をしている人が多いから、自分は希望にあふれた表情でいよう」
「深呼吸をして自分がリラックスすることで、周りの人にもそのリラックスをおすそ分けしよう」
などです。
ここでは、汗をかいていてもいいです。あなたの考えや意識がどこにあるのか、が重要です。
あなたの意識があなた自身だけに向いているのか、もしくは、周囲の人に向けたものなのか、が大切になってきます。
内側にむいていた意識を外側に、さらに周囲の人にメリットを与えられるように意識ができると、あなたの自意識やマイナス感情が少しづつ減ってくるのを感じるでしょう。
うまくできるのかなぁ…と不安な方へ
「そんなこと言っても、自分が悩んでいるのに、相手のことまで考えられない…」と感じる方がいらっしゃるかもしれません。その気持ちも、とってもわかります。
だから、はじめは少しだけ意識してみるので大丈夫です。例えば、自宅のような安全な環境で、「今度緊張する場面があれば、こんな風な目標をたてようかな」と、目標を考えてみるだけでもOKです。
一度でも考えるとあなたの自意識が少しゆるんできます。なぜなら、自分だけに意識がむいている状態から、外にむけて意識をし始める一歩を踏み出したからです。
そして、その目標を意識しながら、少しだけ緊張する場面からはじめてみてください。
これまでとは違った経験を得ることができます。それを繰り替えしていけば、相手が少しでも嬉しくなる目標をたてることが当たり前になってきます。
ぜひ、試してみてくださいね^^