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今回の記事では、セルフカウンセリングのやり方について書きますね。
いきなりですが、カウンセリングの基本は何だと思いますか?
ズバリ、「客観視」です。
人間は客観的に自分のことをみれない生き物なので、悩みの深みにはまってしまい抜け出せなくなります。
だからこそ、思考のクセや感情を”客観的に”捉えていく必要があるんですね。
これができると、セルフである程度のカウンセリングができるようになります。
では、客観視について、詳しく解説していきますね~。
不安や恐怖をへらしてくれる「客観視」
客観視には2種類あります。
①状況の客観視と、➁感情の客観視です。
①状況の客観視
今このブログを読んでくださっているあなたの目の前に、スマホかPCがありますよね。
この状況を客観視するとしたら、スマホを手に持っているあなたを外側から見てみます。第三の目で、今の自分を見る感覚です。
客観視すると、自意識がうすれてくる感覚はありませんか?
ここで例をだしますね。
あなたは高所恐怖症でジェットコースターが超苦手だとします。
ここでちょっとイメージしてみてください。
(1)今まさに、ジェットコースターの一番前の席に座っています。「カタカタカタ…」とジェットコースターが頂点の手前まで登ってきました。さぁ、頂点になって今から90度の角度をシャーーーーーーっとすべり落ちていきます。。
次はこちら↓の状況をイメージしてみてください。
(2)あなたは、遊園地内の離れたところでジェットコースターに乗っている人を眺めています。
「きゃーきゃー」という声が遠くから聞こえてきます。
いかがですか?
感じ方に違いはありましたか。
イメージ上ではありますが、(2)が客観視している状態です。
客観視すると、感情の強度が低くなり、不安や恐怖はうすれてくるんです。
日常で状況の客観視を行うとしたら、あなたのおかれている状況を、あなたが映画監督になったかのように動画撮影して状況をみる、ことをおススメします。
➁感情の客観視
あなたの日常において感情が動いた時(不安、悲しみ、イライラ、不満、怒り)、あなたは心で何かつぶやいています。(これをセルフトークといいます)
この心のつぶやきは、無意識であり、また悩みの種や思考のクセである場合が多いです。
◆感情の客観視のプロセス
・日常で「あ、今わたしこんな風に思った」と気づく習慣をつけていく
・最初のうちは、感情が動いた瞬間に、”自分がどう思ったか”を振り返ってみる
・自分がどう思ったかをメモしていくうちに、普段から同じような思考をしていることに気づく
(それが、悩みの種であったり思考のクセです)
・自分の思考に気づいたら、いい・悪いをジャッジせずにまずは「そんな思考があるんだな」と受け止めてみる
このプロセスをふんでいくだけでも、感情に気づいて自分を癒していくことができます。
自分が普段している思考は、あなたの人生に大きな影響を与えています。
まずは客観視することからはじめてみてください。
新たな発見があるし、感情を受け入れることができれば心がぐんぐん育ってきますよ^^