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私は元々、対人恐怖や対人不安があり毎朝会社へいくのが憂鬱だった時があります。
朝目を覚めした時から会社のタイムカードをきって、自分の部署があるフロアにいくまでのあのドキドキ感(動悸)…
その後に同じ部署の同僚、上司に挨拶するのもドキドキしていました。
ちなみに、この不安感は何年か続きました。
その当時は、まだ私は今からお伝えする対人恐怖克服トレーニングについて知らなかったので、なんとか気合いで乗り越えていました。
ですが、カウンセリングを学んだ今、この2つの対人恐怖克服トレーニングがとても有効に感じているので、このブログを読んでくださっているあなたに、ご紹介させてくださいね。
こんな状況の時に、トレーニングを試してみてください。
・人と話すのが怖い ・過度に緊張してしまう ・相手の視線を感じると体が固まってしまう ・相手を前にすると声がでなくなってしまう
簡単に言うとイメージを使って不安を和らげていきます。
①自分の手が相手の肩にふれているイメージをして話す
やり方はとっても簡単です。
1.自分の両手がぐーーーっと伸びて、目の前の相手の両肩にふれているイメージをします。
2.相手の服の素材の感触や、相手の体温が、自分の手にリアルにあるイメージをします。
3.その状態で、相手の話を聴いたり自分が相手に話しかけます。
こうすることで、相手のことを「味方」だと感じられて不安感が軽減されていきます。
対人恐怖や対人不安を抱えている時は、相手のことを「敵」だと感じたり、相手から攻撃されるんじゃないかと感じて心が委縮している状態です。
それを解消するのに、自分から”イメージ”で相手に近づいて触れていき、「この目の前の人は、安心できる人だ」という暗示をいれていきます。
イメージでできるので、相手が手の届かない場所にいてもできますよ~。
➁相手を「生理的に観察」する
小学生の頃に、理科の授業でミジンコを観察したことありますか?
顕微鏡を使って、ミジンコとかゾウリムシとか。。
自分が「能動的に何かを見ている時」って、不安や緊張は感じないのです。
他の例では、ゾーンやフロー状態(極限に集中している時)の時は、人は緊張しないと言われています。
こういった理由から、自分が緊張や不安を抱えている時に、相手の顔や服装を生理的に熱心に観察してみるのをおススメします。
例えば、
・相手の顔のホクロを数えてみる ・相手の顔の左右対称度合いをみてみる ・おでこや眉間のシワを数えてみる
(改めてみると、女性がされるとイヤ~な観察ですね><)
あまりジロジロ見ると相手に気づかれてしまうので、緊張がほぐれてきたなぁと思ったらそこでストップしてくださいね。
目の前の相手の細かい部分に集中してみると、一時的に不安や緊張がなくなっていきます。
ということで、2つの対人恐怖克服トレーニング、いかがでしたでしょうか。
人と対面するのが怖かったり、視線が怖い、相手が自分のことを嫌っているんじゃないかと思ってしまって、「もう人に会いたくない」と感じるのは当たり前のことだと思います。私も、「人と会わなくていいなら、会わないのを選びたい…」と思っていた時期があります。
ですが、人に会わずにいるとさらに人が怖くなったり、コミュニケーション力が低下していきます。
人に対する免疫が下がってくるんですね。
でも安心してください。その免疫は、トレーニングしていくと必ず回復していきます。
日常で試せるタイミングで、ぜひ少しづつ試してみてくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました^^
P.S.
カウンセリングでは、今回ご紹介したトレーニング以外の対人関係セラピーを行っています。
また対人恐怖を克服するには、少しづつでも行動できる自分になるために「安心の土台」をつくることも大切になってきます。
お悩みを抱えていて苦しいという方は、一度お試しカウンセリングにて相談してみませんか。
あなたとお話できることを、心待ちにしています。