普段カウンセリングでは、「感情を感じきりましょう」とお伝えしていますが、今回は、少し違った視点で生きづらさ解消に役立つ内容をお届けします^^
当然、感情を感じることはいいことですが、さらにいいのは、感情を使い分けできることです。
感情の使い分けとは、TPOにあわせて感情を感じる・感じないを自由に選ぶことです。
なぜなら、あえて感情を感じないようにすることができるとメリットがあるからなんです。
それでは感情を感じる・感じないの使い分けができると、どんなメリットがあるかお伝えしますね!
あえて感情を感じすぎないことで、えられる2つのメリットは?
①物事を冷静に判断できる
感情を感じるのが苦手な人は、実は客観視が上手です。
なぜなら感情にフォーカスするのではなく、自分がおかれている状況にフォーカスしているから。
自分の目線よりも、第三者の目線で物事を見ることができるので、高い視点から自分や状況を捉えることができます。
例えば、火事が発生した場合に、感情的な人はアタフタして逃げ遅れるかもしれません。
一方で、感情に飲み込まれず冷静な人は、自分が今どうしたらいいか?を瞬時に判断して脱出できます。
「あえて」感情を感じすぎないことで、状況を客観視して適切な決断ができるようになります。
➁必要以上に傷つかない
感情や状況の客観視ができると、人からイヤな言葉を言われたときに必要以上に傷つかなくなります。
「なるほど、Aさんはそういう価値観なんだな」
「そんな考えもあるよね」
以上、で、その場を収拾します。
客観的な視点があると、自分の主観的な感情に深入りせずに、あっさりとその場がながれていきます。
その場で感情の対処ができれば、未完了の感情が残らないので、あとでぐるぐると考え込むこともなくなります^^
まとめ
感情をあえて感じないことで得られる2大メリットとは
①物事を冷静に判断できる
➁必要以上に傷つかない
でした。
感情的になりすぎる方は、「あえて」感情を感じない選択をすることで生きやすくなりますよ^^